Tell me somethin’ good

この曲はスティービーワンダーがファンクバンドのルーファスのために書き下ろした曲でそのほとんどのバージョンがスローからミディアムテンポのファンクスタイルで演奏されています。この頃のスティービーは様々なミュージシャンに多くの曲を提供していてそのほとんどが本人のバージョンは未発表です。いつかそういった曲をまとめた発掘音源集が出ないかと期待しています。

Rufus
オリジナルナンバー。ダーティーなクラヴィネットとウーハーウーハーコーラスがクセになります。チャカカーンのソウルフルなボーカルもいつもよりは迫力少なめですがかっこいいです。

Rufus
83年のライブアルバムから。アレンジは変えずライブらしくテンション高め、演奏長めです。

Maceo Parker
ボーカルはメイシオ。チャカのボーカルとは比べ物になりませんが原曲よりネチっとした演奏とマッチして味があります。

Phil Upchurch & Tennyson Stephens
クラヴィネットが弾いていたフレーズをフィルがワウギターで、ボーカルフレーズをサックスが忠実になぞっています。サビになるとワウギターがボーカルフレーズを弾きサックスのアドリブが入ります。中盤はジャムでこっちもかっこいいです。ズッシリとしたリズムはほんのりラテンの匂いもする聞きごたえのある重量級ファンクです。

Ronnie Lows
オリジナルよりもタイトなリズムにアレンジしています。クラヴィネットの代わりに使われている少しチープなシンセサイザーの音がクセになる一曲です。

Lee Scratch Perry, The Upsetters
ヘロヘロのダブサウンドにアレンジ。オリジナルのサビの部分をイントロに持って来ているのもあってオリジナルと言おうと思えばギリいけそうな音です。