見出し画像

Ron Wood. Now look (1975)

ロンのセカンドアルバムにはボビーウォマックがプロデュースとギターで参加しています。なので前作よりもソウル色が強いです。どの曲もファンキーなビートとソウル風のメロディとキーボードのうえにロック風の歪んだロンのギターがのっています。

メンバー
ロンウッド:ボーカル、ギター
ボビーウォマック:ギター、コーラス
キースリチャーズ:コーラス、ギター
ミックテイラー:ギター
イアンマクレガン:エレピ、シンセサイザー、クラヴィネット
ウィリーウィークス:ギター、ベース
アンディニューマーク:ドラム、パーカッション
ケニージョーンズ:ドラム

I got lost when i found you
ベースラインがマーヴィンゲイのバージョンの悲しい噂みたい曲。

Big bayou
サザンロック風の豪快な曲。ロッドやボビーも同じ頃に自分のアルバムで歌っています。

Breathe on me
リズムギターが印象的なカントリーロックナンバー。ロンはかなり気に入っていたらしく92年リリースのスライドオンディスでも演奏しています。

If you don’t want my love
ファンキーなサザンソウルバラードでボビーとロンのデュエットに近い形で歌っています。この曲はボビーが書いた曲で本人が映画「110番街交差点」のサントラで、ジャズギタリストのガボールザボがハイコントラスト(このアルバムにボビーはリズムギターで参加している他ジョージベンソンのバージョンが有名なブリージンを提供しています。)でカバーしています。

I can say she’s allright
コーラスがキャッチーなファンクロックナンバー。ウィリーのベースラインがとてもかっこいいです。

Carribeen boogie
レゲエっぽいリズムの曲でメロディはソウル風です。この曲ではアンディとケニーの2人がドラムを叩くツインドラムの編成で録音されています。

Now look
Carribeen boogieメドレーっぽい感じの構成です。ロックっぽくギンギンしたギターやどっしりとしたドラムが印象的です。

Sweet baby mine
都会風のファンキーなリズムとピアノが印象的な曲。

I can’t stand a rain
アルグリーンがいたことで有名なハイレコードのシンガーであるアンピープルズのカバー。ハイサウンドを上手にロックにアレンジしています。

It’s unholy
ソウルっぽいキャッチーなメロディとファンキーなリズムのハードめなロックナンバー。

I got a feeling
ソウルっぽいメロディとコーラスが印象的な曲。この曲に関してはギターが派手すぎる気がします。