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Commodores - Caught in the act (1975)

ライオネルリッチーがいたグループやバラードグループとして有名なコモドアーズですが初ヒット曲がファンクナンバーのマシンガンだったことから分かるようにその初期はクール&ザギャングやAWBのようなファンクバンドでした。キレのいいホーンにクラヴィネットを多用したサウンドはこの時期のモータウンで1番ファンキーだったといっていいと思います。

メンバー
ウォルターオレンジ:ドラム、リードボーカル
トーマスマックラリー:ギター
ロナルドラプリード:ベース、トランペット
ライオネルリッチー:サックス、ボーカル
ミランウィリアムス:キーボード、トロンボーン、ギター
ウィリアムキング:パーカッション、キーボード

Wide open
クラヴィネットとリズムギターのうねるギターがかっこいい少し悪そうなファンクナンバー。

Slippery when wet
コンガやタンバリンを使った賑やかなファンクナンバー。ちょくちょくワイルドチェリーのPlay that funky musicによく似たフレーズが出てきます。

The bump(take2)
前作のMacine gun収録曲の別テイク。正直再録するほどの違いはないですがAWBっぽくてかっこいい曲です。

I’m ready
クラヴィネットとシンセがスペイシーなインストファンクナンバー。キーボード奏者であるミランウィリアムス作曲ということでキーボードを全面に押し出した曲です。

This is your life
むさ苦しいファンク4連発からのバラードナンバー。ライオネルリッチー作でスウィートながらも洗練されきってない感じがファンクバンドのバラードらしくて好きです。

Let’s do it right
暑苦しくなくポップで緩い雰囲気のミディアムテンポのファンクナンバー。

Better never than forever
クルセイダーズのようなジャジーかつアーシーな曲。シンセサイザーやボーカルなんかはサイケファンクをしてた頃のテンプスを参考にしていそうです。

Look what you’ve done to me
ニューオリンズ風のアーシーなファンクナンバー。中盤の変わった音によるソロはファズギターをレスリースピーカーから出した音。

You don’t know that i know
エレピやストリングシンセをうまく使ったメロウバラード。コーラスのうまさはボーカル専門の人がいないグループの中にしてはかなり上手いです。

Wide open
数十秒のリプライズ