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Herbie Hancock .Perfect Machine (1988)

ビルラズウェルとタッグを組んで制作した3作目で最後のアルバムが本作です。ジャズやフュージョンの要素はほとんどなくテクノやエレクトロファンクのような一枚です。ハービーはこのアルバムにいい印象がないらしく本作制作後CBSと契約の再更新をせずビルラズウェルと距離を置くことになります。

メンバー
ハービーハンコック:キーボード、ヴォコーダー
リロイシュガーフット:ボーカル
ジェフボヴァ:シンセサイザープログラム
マイコウェイブ:シンセ、ベース、トークボックス、ヴォコーダー
ブーツィーコリンズ:ベース、ヴォコーダー
グランドミキサーD.ST:ターンテーブル
ニッキースコペリティス:ドラムマシン

Perfect Machine
クラフトワーク顔負けのテクノナンバー。唯一の生演奏であるブーツィーのオートワウをかけたベースが印象的です。

Obsession
クイーカのようなスクラッチが印象的なイントロから始まるファンキーな曲。

Vibe Alive
プリンスも裸足で逃げ出していきそうなキャッチーでファンキーなエレクトロファンクナンバー。

Beat Wise
シュガーフットのボーカルがかっこいいキャッチーな曲。

Meiden Voyage / P. Bop
P. Bopで処女航海を挟んだ曲。どちらもメタリックに尖ったテクノナンバーでMeiden Voyageのアレンジには何度聴いても驚かされます。

Chemical Residue
スローテンポの哀愁漂うテクノナンバー。

ここからはボーナストラックです。80sリリースということで12インチシングルでリリースされたダンス対応のリミックスです。

Vibe Alive (Extended Dance Mix)
3分近く長いリミックスでダンスミックスというだけあってリズムを強調しています。

Beat Wise (12 inch Edit)
こちらもただ時間を伸ばしただけでなくリズムを強調したリミックスです。

Vibe AliveのMVが制作されています。Rock It ほどのインパクトはありませんがかっこいいです。