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日記 ゆっくりゆっくり

今日は 乳がん手術後一年 経つので 骨密度と CT検査でした。

着くの早すぎたかなぁ、と思ったのですが 順番とか 特になくて そのまんま 待たずに検査を受けられたので すぐに終わりました。


受け付けに 友達がいるので
ひょこっと覗いて 友達に 思いきり 手を振って帰ってきました。





わ。可愛いのがいる。

ひょこっと 覗いてるような(笑)
かーわいい。
通り過ぎるときに
にこっと笑顔で会釈です。

こんなに可愛く覗きたいものだ。


日常 至る所に
ふふ、と思わず 微笑んでしまうような景色があります。



親雀が 巣から 飛び出た瞬間。


ここは かたつむりが たくさんいました。
いまいち ぴんぼけで
 何を撮りたいのか、という写真に
なったけど なんだか気に入ってるので
載せておきます。



検査の結果は また来週です。
どうであれ、
やるべきことをやるだけです。

一昨年前の卵巣がんが判明した時、
友達に 話したんです。
そしたら、
「がんで死ぬほうがいいよな」
というような言葉が 返ってきました。

特に なんにも思わず
うーん、そうなのかなぁ、と思いながら 
ほんの少し 言葉に違和感を抱きました。


暫く よくわからないままでした。
だって、わたし自身 けろっとしていたし、そんなに落ち込んでもいなかったので 気にもしていなかったのです。
でも 何かが引っかかっていたのです。

 一昨年前の卵巣がんも 
去年の乳がんも 早期発見で
乳がんに関しては 右脇に わずかに転移も見られましたが、
それでも そこまで落ち込みもしませんでした。

ただ、死は それまでより身近に考えました。


命に限りがあるということも 実感しました。

卵巣がんが判明した頃、
たまたま 長女も 乳がんになり、近い期間で お互いがんを患ったので、
長女の主治医が 遺伝子異常を疑ってくださって まずは 長女が遺伝子異常ということが 判り、続いて わたしも 遺伝子異常ということが判りました。

それで、遺伝子異常BRCA1/2が 罹りやすいがんを 検査しているうちに 乳がんが これまた 珍しいほどの早期発見をしました。
(ただ 転移あり)

 BRCA1/2 が罹りやすいがんとして、
乳がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、などがあります。

今年だったか、新たに 罹りやすいがんとして、食道がん、胃がん、胆のうがん、も 加わりました。


 遺伝子異常の研究の対象として わたしも参加はしています。
ただ 血液採取されるだけなんですが。


今のところ 前向きです。
かえって、
がんになったことで 断然 生きる力というか、自分でいることの覚悟ができたように思います。
よし、思いきり 自分をたのしんでやる!と 思っています。

 体力は落ちたのですが 相変わらず 元気で 毎日 子供たちと おバカな会話をしているので 子供たちは わたしが がん患者ということを しょっ中 忘れるようです。
友達も そうらしいです。ふふ。

そのくらいが ちょうどいいです。



でも。
ふと 思いました。
友達の言葉。

『がんで死ぬほうがいい』

これは、きっと もしかしたら
友達なりの気遣いだったかもしれません。

友達は 続けて言いました。

『がんだったら 死ぬまでの覚悟も片付けもできるかもしれないし』

うーん… そうなのかな。
とか 思いながら、

いや、やはり 違うかな。
がんになってない人が 言うことでは無いな、と ゆっくり違和感の答えが 出てきました。




 人の言動で 自分は こういうことは 言わないようにしようという勉強になります。

友達は がんになったら本当に そう思うのかもしれないけど それでも わたしは自分が 知らない立場のことは 簡単に言わないようにしよう、と思いました。

特に 傷ついてもいないんですけどね。


考えることが好きで
淡々と 違和感をもとに 自分には 何が合うか、しっくり来るか、を あれこれ選んでいる時間が好きなので 傷つくことは あまりないです。

 今は あっけらかんとしていても
いつか また 気持ちは変化するかもしれません。
その都度 その時の気持ちと向き合います。



ときどき 手術跡が痛くて むきーっ╬てなっているみぞおちでした。

 





 

輝さん、茶トラ猫の身の上話を マガジン追加していただき、ありがとうございます。
とっても嬉しいです。







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