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リアポ(REAL PORTRAIT NAGOYA2023)無事に閉幕③。

今回はロケハンの話。
以前の記事でロケ地(メイン撮影)は静岡県掛川市で撮影と話しましたが。
そこを撮影地に選んだ理由に関して話たいと思います。

ロケ地選定

楽曲イメージで夕陽を印象的に撮りたかった。
この中で砂浜をバックに沈む夕陽を撮りたかった。
まず砂浜で思い出したのが 中田島砂丘。

中田島砂丘

友人カメラマンのN氏や あえて愛称で呼ばせて頂くが
以前 中田島砂丘での撮影で友人カメラマンの「ともやん」が
リアポで入選もしました。

上の写真はその撮影のスタッフ参加した時に撮影したイメージフォトです。
余談ですが 中田島砂丘は関東からも比較的?近いので映像作品のロケ地にもなってます。
仮面ライダーオーズのオープニングの砂漠の様なシーンは 
ここで撮影されました。

ですが 砂丘も撮影イメージの中で面白そうではありましたが
撮影予定の時期 夕陽は海の方に沈みます。
これはコレで印象的ですが私のイメージではありませんでした。

Googleマップとアプリ・・・。

そこで利用したのが Googleマップととある私が前から愛用してるアプリです。

中田島砂丘での撮影で遠くに風力発電の風車が見えました。
これを背景に並べたい・・・
その背景に沈む夕陽を・・・
静岡の遠州灘と呼ばれる 荒い波はイメージとしても合う
Googleマップにあるその場所を紹介した写真と
私が愛用してる 「Sun Locator」とゆうアプリで夕陽が沈む方向を調べました。

このアプリ 地図上で調べた場所の太陽と月の軌跡及び
決まった時刻のそれぞれの位置がわかります。
意図的に被写体の顔などの近くに太陽や月を置いたりとかを
計算的に出来たりします。

第一候補 浜岡砂丘(御前崎市)

ある程度の砂丘もあって背景側に風車も入る
第一候補は 掛川市ではなく御前崎市の浜岡砂丘でした。

確かにある程度の砂丘もあって撮り方次第では面白くなるかも・・・??
しかし 浜岡砂丘からの風車の並びが面白くない・・・。
それに 何か足りない・・・。
一応候補として撮影当日はここでの撮影許可は撮りましたが
ほぼ撮影しませんでした。

さらに調べて見つけたのが掛川市。

Googleマップの写真情報と Sun Locatorで太陽の沈む方向や時刻を考え
導き出したのが 掛川市(上のGoogleマップ上に赤い点線で囲まれた地区)
の浜の2箇所でした。

秘です・・がヒントだけは

ロケ地とは カメラマンなら多く足を運び
実際に足を運び もしくはそこから見える場所で
「あそこで撮ったらどんな写真が・・」と想像して
導き出す物です。
だから詳細は㊙️です。

ロケ地①「海に突き出た場所」


場所の詳細は言えませんが
以前 友人カメラマンの写真に同じ様な構造物での写真を見て
本撮影の一週間前にロケハンして見つけた場所がここです。
「海に突き出た場所にモデルさんを立たせて 荒波に囲まれても・・・」
的なイメージに撮影の予定で決めた場所です。
上が実際の撮影写真 下がロケハン時。

ブック内でも説明してますが 撮影当日は台風2つが来てる
ちょうど合間の様な軌跡的に晴れた日
でも波は荒波で
本当は線端部分にモデルさんを立たせたかったんですが
コレで波にのまれたら撮影どこじゃ無い。
マージンを取って 上の写真の距離がギリギリでした。
それでの撮影直後 自分が立つ部分まで波にのまれ
このカットが撮れただけでも軌跡でした。

ロケ地② 浜に流れ込む小川・・。

図録用の写真に使ったカット(本撮影当日)
ブックの挿絵に使ったカット(ロケハン撮影)

Googleマップで調べてると
海に小さな小川が流れ込む場所がありました。
コレは使える・・・。
背景にもモデルさんの手前にも川の流れが入るのは面白い。
実際にロケハンしてみると確かに面白い場所でした。
とは言え撮影当日は大波が何回も川の流れを変えてしまうぐらい

撮影当日は荒れてそんなに使えるカットは多くなかったですが
奥に海の波があって背景に風車があってしかも手前に小川がある

このロケーションは一番面白かったです・・・。
当日波が荒れてなかったらメインに使おうかと思ってた場所でもあります。

ロケハンの楽しさ 撮影の楽しさ

たぶんこの辺りで多くの撮影をしてる方なら分かるだろうし
自分で探せば分かる程度のヒントは出してみました。

私だって 当日 あそこまで荒れた海でなければ・・
逆にあの荒れた海だったから・・・・
そして 貴方が撮ってたら また別の作品になってたかもしれません。

ただ 自分もそうした様に 作品として世に出すには
きちんとした許可を取り 
そして 自分達以外の 観光やその場を利用する方々への配慮を忘れずに
私達 ポートレートや作品を撮る物が
邪魔や悪とゆう認識を生まない様
出来るだけの配慮は惜しまずに撮影しましょう。
では


まだまだ 未熟な部分も多い私ですが サポート頂けると 今後の記事投稿に活かせるように利用させて頂きます。