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振り返り(2023年第2回)

週に一回ぐらい実施したい振り返り。新年2回目、そろそろ正月ボケもしてられない。

■良かったこと

AIお絵描きを始めた(後述)

新年初仕事でも遅刻しなかった(前に寝坊して遅刻したことがあるのだ)

ビートマニアで不調な日は早めに退散することを学んだ(前は成果に執着してパフォーマンスが悪くても続けていたのだ)

ラズパイを買った(まだ届いていない)。外出先から家のNWに接続するためのVPNサーバとして使用する予定

■悪かったこと

未だに積みゲー(ゼノブレイド3)が片付かない

未だ胃痛が治らない。常時痛いわけではなく、時折、思い出したように痛む。食べているものが悪いのか

AIお絵描きにハマりすぎて寝不足

■これから試すこと

振り返りの手法について学ぶ(そういう本があるのだ)

積みゲーを崩す(ラストダンジョンまでは来ているはずなのだ)

AIお絵描きについてもっと知見を蓄える

ラズパイに関する知見も蓄える

■AIお絵描きについて

いや、めちゃくちゃ楽しいですね。私はひたすらに《喪服の高垣楓》を生成しているので、好きな服装の好きなキャラが出てくるだけで楽しい。そのうえパズル的な要素や、一期一会のランダム性にも富む。NovelAIの最も安いコースに登録しているのだが、すでに通貨(Anlas)が底をつきそうだ。

出来上がったモノの中でも傑作だったものをいくつか紹介。

水彩っぽい塗りをプロンプトで指定した
リアル系の絵柄で描くようにプロンプトで指定した(瞳の色は生成後に調整)
喪服ではなく制服姿を指定した(生成後に眉の部分を微修正)
カラーパレットを限定して、フラットな塗りにするように指定した(生成後に瞳の色と眉を修正)
『黒後家のファム・ファタール』

高垣さんをAIで描く場合、ネックとなるのがオッドアイ(ヘテロクロミア)だ。瞳の色は「右眼は緑、左目は青」といった指定ができない、というか指定しても無視されるので難しい。プロンプトに「green eyes, blue eyes」といった指定をしても、赤い瞳の絵が生成されることが多発した。この問題の解決策は、ネガティブプロンプトに「red eyes」を指定すること。たったこれだけで、瞳の色は左右逆なのを除けばほとんどミスなく生成できるようになった。最後の『黒後家のファム・ファタール』も、瞳の色が逆だったので左右反転している。ちなみに泣きぼくろは手動で加筆している。

私は、色数が限定されているフラットな塗り(いわゆる「AIっぽい塗り」じゃない塗り)が好きなので、そのために「flat color, limited pallete」といった呪文を詠唱している。原理は不明だが、ネガティブプロンプトに「line drawing」を強調指定することで『黒後家のファム・ファタール』のような絵が生成された。主線が無い絵を生成したかったんだけどな……。この辺は要研究。

今後は、「upper body」や「face」以外にも、ポーズを指定した「full body」の絵を生成したい。構図や背景にも気を配った絵が生成できるといいな。雨霧の街を歩く高垣さん……、とかね。

また、NovelAI以外のAIモデルも使用してみたい。一時期Twitterで話題になった《巨乳ルネサンス絵》みたいなやつも生成したい。

* * *

AIお絵描きサービスが大量に生まれても、お絵描きをする人が爆発的に増えたようには見受けられない。少なくとも自分の観測圏内では、だが。
黎明期(といっても数ヶ月前だが)は、絵描きの相対的な価値低下を恐れるが故か、反発的な意見も多かったが、今ではそれも落ち着き、「AIイラストレーション」という一つのジャンルとして確立したように思える。
これも結局、手を絵を描くのと同じで、AIで絵を描くのにも技術が必要だったからだろう。それは決して既存の絵を描く技術を陳腐化するものではなく、まったくの別物である。それを皆が認知し始めているように感じる(従来の方法で絵を描いて生計を立てている人は未だ危機感から脱せずにいるかもしれないが)。

結局、絵を描く行為の本質は、「完成系をイメージする」ことなのではないか。現実をそっくりそのまま切り取れる「カメラ」なるものが生まれても、写実派の絵画の価値は薄れていない(と私は思っている)。完成系を想像することこそが創造の本質であり、最初からそれをイメージする力に乏しい人にとっては、AIイラストサービスも無用の長物だろう。逆に想像はできるが技術が追いつかなかった人にとって、AIイラストサービスは福音に他ならない。

だが、自分の手で絵を描く技術があればな……、と思うことはAIお絵描きを始めてから度々ある。先に挙げたイラストたちを生成した際も、瞳の色をもっと上手く調整できれば、おかしな手の描写を自力で修正できれば、髪の毛の描き込みをもう少しできれば……、そう思うことが多々あった。手で絵を描く技術があれば、間違いなくもっと良いイラストに仕上げられた。これは間違いない。

「AIに仕事を奪われる!」なんて危機感を煽ることを言いたいわけではないが、これからはAIと協調できる人が隆盛を極めるのだろう。

以上

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