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Mom has a pacemaker 021

 母が、歯医者に行った。そこで、医師に、自分が何の病歴も無くペースメーカーを入れる事になり、納得できない気持ちがある事を話したみたいで、それに対して医師が「僕も、ペースメーカーを入れた事に対しては、良かったと思いますよ」と言ってくれたそうで、「話してよかったわ。安心した」と言った。歯医者さん、ありがとうございました。管轄外ですよね? きっと、たくさんの高齢者のトンチンカンな話しも、じっくり傾聴してくださっているんだろうなあ。
 母は、何科でも良いから「医師」と言う肩書きがある人に、健康に関して沢山「太鼓判」を押して欲しい様だ。それも「太鼓判」を押してくれそうな医師を選んで言っている感じがある。自信があるテストしか受けない…みたいな感じ。そんな「太鼓判」の数よりも、毎晩の晩酌を減らした方が、よっぽど良いと思うんだけど。
 “高齢者あるある”で、母は「野菜を沢山食べていれば大丈夫。病気にならない」と思っている様で、野菜てんこ盛り味噌汁を多目に作って毎回食べたり、ポテトサラダを常備したり、漬物をしたり、とにかく野菜を沢山食べる様に心がけている。高齢になると、食事の量が減る傾向にあるので、自分でしっかり食事を摂っていると思っていても、意外と栄養不足になる。母には、もう少し、動物性タンパク質を摂取して欲しいなあと思う。
 母は、ペースメーカーを入れる時に10日間入院したんだけど、それから食事の量が減った。自分でも「胃が小さくなった」と言っているし、父が他界してから個食になった。そんな事も、小食の原因なんだろうな。