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ため息俳句 雲雀

 まだ、空高く雲雀ひばりがさえずる声があちこちから聞こえてくるわけではない。
 繁殖期までには、しばらくある。
 今は、地表のあちこちに出没する。
 じっとしてるかと思うと、ちょこまかと走りだして、ひらりと低空で飛び去る。

 辺りは一面、麦畑。

熊谷市

 麦畑の端っこに、菜の花が咲いていた。


なぜにその空ばかり見る地の雲雀


揚げ雲雀声する方に影もなし