「やりたいことがない」の中身
昨年の今頃、わたしはSHElikesのコミュニティプランナーをしていて、サポ隊のみんなと一緒にSHEアワードに向けてのエントリーシートを書いていた。
自分がノミネートされるとはこのとき少しも思っていなかったが、出すことに意味があると思っていたし、自然な気持ちで出したいと思えたので、エントリーシートを出すという行為は「受賞する/しない」とは全く別の次元で、わたしの目の前に存在していた。
みんなでエントリーシートを書き、内容を見せ合って、「そんなことがあったんだね…!」とメンバーの書いた内容に泣きそうになって、改めて自分の頑張りに目を向けることができたりした。
とてもよい時間だったなと当時も思っていたし、振り返ってもそう思う。
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わたしはエントリーシートの中で、2021年〜2022年にかけての自分の心の変化をこのように書いた。
とにかく「やりたいこと」を見つけたかったが、全く見つからなかった2021年と比較すると、2022年〜2023年のわたしはとにかく目の前に「やりたいこと」がたくさんあった。
それ以外にも細々としたことを含めたらもっとたくさん、「やりたいこと」が溢れていた。そんな自分がとても嬉しかった。
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2024年現在に戻る。先日、友人に「何かやりたいことないの?」と聞かれて、すぐに出てこなかった。
まずはその事実にとても驚いたのだけれど、2021年に感じていた「やりたいことがない」とは少し違っているようにも思えて、おもしろくなり、この状況について少し考えてみた。
果たして、今のわたしは「やりたいこと」がないのか。
考えてみたけれど、結論「やりたいこと」はある。でも、「やりたいこと」が「やりたいこと」として存在する時間がきっと短いのだろうと思った。
「これやりたいな」の後すぐに「いつやるか」「どうやるか」という思考が来て、「やりたいこと」はすぐに「次にやること」に変わる。
「やりたいなあ」とぼんやり心の中にあり続けることがあまりないのだろう。
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「やりたいことないの?」と問われたわたしの頭の中はこんな感じだった。
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