リワークに通い始めました

なぜ通い始めたのか

うつ病で内に引きこもっていた時期もありましたが、精神科デイケアで生活習慣を整えて、地域活動支援センターで日中座って作業するだけの体力と集中力を取り戻せました。

次のステップは、自分の取り扱い方や自分に合ったストレス対処法を模索すること。
福祉サービスの1つである、就労移行支援を活用することにしました。

モヤモヤする気持ちを言語化したり、アサーションや認知行動療法を学んだりする予定です。

「仕事をしたい」「就職したい」という強い思いがあるというよりは、「次のステップとして」という気持ちが大きいです。
まずは、「自分はここにいても良いんだ」と心から思えるようになりたい。


目標を決めて、計画をたて、スモールステップで取り組んでいく。
そういうやり方が私には合っているみたいです。


就労移行支援選び

デイケアや地活の経験を踏まえて、人的環境を重視しました。

[他の利用者さんの雰囲気]
→自分と同じような気分障害の方が多い、話していて共感ができることが多い

[スタッフの方の対応の仕方]
→ビジネスライク。敬語で話してくれる
 不調のときにに、一緒になってモヤモヤを整理し、対処法を考えてくれる


立地としては、電車で40分+徒歩15分。
これまで徒歩圏内で動いていたので、自分の感覚としては「少し遠いなあ」という感じです。

でも、いざ電車に乗ってしまえば、読書や書きものをしているとあっという間。かえってそういう頭の整理をする時間も楽しみになってきました。

まあ、今は午後からの利用のみなので、他の方の通勤時間帯に被っていないということもあります。

現時点での変化

「自分のためにお金を使うことを苦痛だと思わなくなった」ことが大きな変化だなあと感じています。

人は生きているだけでお金がかかります。
ご飯を食べるし、移動すること、身なりを整えること。
「私なんか」の気持ちが強かったので、こんな自分にお金を使う価値はないと思っていました。

お風呂に入るにしても、自分だけのために湯船にお湯を張るべきか、すごく悩んだり。
本や新聞代を使うことも贅沢な気がして、スマホの画面ばかり眺めていたり。
化粧もせず、服装も寒暖差から身を守ることだけを目的にしていました。

結果として、自己肯定感が随分小さく縮んでしまったような気がします。
ものすごく老けた気がして、鏡をみたり写真を撮ったりすることも少なくなっていきました。

最近は、メイクをして、新しい服を着るようになりました。
「明日が来るのが楽しみ」とまではまだ言えませんが、怖くはなくなってきたような気がします。

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