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#216 家具の再生 ~ポテンシャルを信じれば必ず輝く


不要とされた家具と向き合って最近感じていることがあり、以前の投稿内でこんな風に書きました。

そのモノの持つ価値に気づくか気づかないか、視点が違っただけで結果が大きく変わってきます。
私が一目で、そのポテンシャル (潜在的に持つもの・将来の可能性) を認めたものは、手にした瞬間から可能性しか見えていません。ですから、最初はくすんでいたようなものがどんどん輝きを放ち出すのです。
このように『信じて、輝かす』という点では子育てとか人材育成と似ているのではないかと思います

#213 家具アップサイクル ~好き過ぎて自分でKeepしちゃったの巻~


私は曲線デザインの木製家具を美しいと思っています。
実際どう加工すれば真っすぐだった木を曲げられるのでしょう。作る工程を知らないのですが、信念がないとできないデザインのように思うのです。

Facebookのオンラインマーケットプレイスで、こんなコーヒーテーブルを見つけて、心が躍りました。
写真だけでサイズ感も材質もわからないまま、買ってきました。


もちろん、小さな傷はいたるところにあっても、このままで十分使える家具でした。
でも思ったんです、「キミの可能性はこんなもんじゃないよ」って。


昼間庭に出て、表面全体をサンドペーパーで擦る、何度も撫でまわすを繰り返しました。
夜になれば家の中に移動させます。このテーブル、実はキッチンダイニングの二人掛けソファーの前で、邪魔でしかたないくらい大きかったのです。飲んでいるコーヒーマグを置いてみたり(もちろん雑誌とか敷いてです)‥‥
作業途中でありながら、まるで一緒に暮らすように置いていました。


内側をペイントすると決め、プライマー (下地) コート2回、黄色ペイント3回、ニス2回と、お天気と相談しながら乾いては塗りを繰り返していきます。
雨の日が続くと、夫から「いつまでこのテーブルがここにあるんだ?」と訊かれるくらい私たちのそばにあり、会話をするように少しずつドレスアップしていきました。


できあがりです。

黄色でレトロ感満載


横から見ると、

垢ぬけして、この抜け感よ(笑)


お顔の色つやもこんなに良くなって‥‥

つるんつるん

デザインがめちゃめちゃ好きでした。でも私の家にはちょっと大きすぎた。
これを買った方は、部屋の真ん中ではなく、テレビ台として連れていかれました。あ、なるほどね。


続いて、Nest of Tables (テーブルの巣) と呼ばれる家具を見つけました。大好物のミッドセンチュリーものです。


マーケットプレイスに出ていた写真がこれ

これは大中小の三つのサイドテーブルが重ねて置けて、必要な時に移動させて使えるというもの。

「キミはこんなもんじゃないから」

またしても、脳内ファンファーレが‥‥
デザインが好きすぎて、アドレナリン出まくりの私、買ってきたその夜の寝るまでの間に仕上げてしまいました。

翌朝お店に並んだのがこれ。

なんという気品


この角度からの曲線美を‥‥

私、ずっと見ていられる‥‥

通常私が家具の再生に費やす時間は長く、それはそれは根気の強いられる作業。ですが、このテーブルはとても稀な例で、「キミは素敵だから」と磨きをかけただけで数時間でこんなに輝いたのです。

せっかくのダイヤモンドの原石も、ポテンシャルに気づいてあげられなければただの石。
このテーブルを売ってくれた人、次の日にお店で生まれ変わった姿を見たら、地団駄を踏むんじゃないか、と正直思いました。

その次は、デザインは違うけれど、こちらもミッドセンチュリーの Nest of Tables。
本当は三つでワンセットですが、2つだけで出品されていました。ところが受け取りに行くと、一番小さいテーブルにはステッカーが貼ってあるけれど要るか?と訊いてくださいました。
もちろんです。
連れて帰ったのはこんな状態でしたが、私は知っていたのです。

「キミは輝くよ」ってこと。

売れないと思われていたステッカー付きのテーブルと一緒に


こちらのテーブルはべニア板の状態が悪く、サンディングしてもなかなかシミが消えないのに、やりすぎるとべニアが剝がれてしまう。プロR氏の手ほどきを受け、ステイン (着色) したりニスを塗ったり、フレンチポリッシュさながらの工程を踏みました。

ようやく完成です。

横から見るととぼけたキャラクターのような顔が。

おまけアングル


どうでしたか?

これって子育てにも人材育成にも通じる‥‥ そう感じたのは、取り組んでいる私が、ポテンシャルを信じて、1ミリも疑っていないからです。
ご紹介した三つのテーブルは元の状態を大幅に変えていませんし、特にNest of Table 二点はアップサイクルというより本来あった姿に戻しただけなのです。それでもはっきりとオーラが変わった。信じてくれなかった人のもとでは出せていなかったものだった。

『信じて』向き合えば、無機質な家具でさえ秘めていた輝きを放つ、そんな経験をシェアしたかったのです。



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