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時代の変わり目にいる

こんにちは,HARuです。今日は「今が時代の変わり目かなと思う瞬間について」のお話。

学校は団塊の世代の大量退職により,世代交代が進んできています。
何より,その団塊の世代の退職を見越して,各自治体は若手の先生方の積極採用を
勧めてきました。
今がちょうどその過渡期なのではないかと感じたので,今回はその思いをまとめようと思います。

では,いってみましょう!

言語に対する感覚

私は現在30代後半ですが,中学生くらいにはインターネットがありました。
ただ,今のように普及してはおらず,我が家も電話回線を活用しての
ネット接続でした。
(ダイヤルアップと画面に出ていたのが懐かしい苦笑)
それ以上の世代の方々はある一定以上の年齢になってからインターネットに
触れたという方も多いのではないでしょうか。
反対に私たちよりも下の年代はもう少し身近にインターネットがあり
今の20代は高校生くらいでスマホを活用していた人たちもいるでしょう。
このようにさまざまな年齢層によってネットやPC,スマホ等の活用に幅があります。
学校は前述した通り,団塊の世代の大量退職と
それを見越した若手の大量採用
(といってもそんなに採用できるほどの希望者がいなかったのですが😭)
を行い,現在の職員室の年齢層はかなり若返っているように感じます。
特に40代の先生方は極端に少なく感じます。
当たり前ですが,それぞれ育ってきた時代,環境が違います。
それにより少しずつ感覚のずれのようなものが生じているように感じています。

例えば
職員間でのLINEの使用について。
グループを作成し気軽に相談したり,連絡したり便利に活用しています。
学校によっては学年の先生方だけではなく,全職員のグループLINEがある学校も
あるようです。
そこで,若者は疑問に思ったことを気軽に投稿します。
もちろん,それが目的のグループLINEですので,問題ないように思えます
しかし,一部の教員からは反発が起きることもあるのです。
なぜそんなことになってしまうのでしょうか。
原因は2つあると思います。
・言葉に対する感覚の違い
・ICT機器利用スキルの違い

それぞれ詳しくお話ししていきます。

・言葉に対する感覚の違い

まず,「言葉」に対しての違いがあります。
敬語もそうですが,ベテランの先生の中には「〜っす」と話しかけられると
かなり憤慨される先生もいらっしゃいます。
憤慨される先生のお気持ちも理解できます。
確かに「〜っす」は敬語ではありません。
なんとなく敬意を払っているような雰囲気は伝わりますが,
それでも敬語ではないことには違いありません。
また
対面を重視する
というのも違いの一つです。
若者たちはメールやチャット,LINEの文化が浸透しています。
ですので,
文字情報で自分の思っていることを伝えることになんの違和感も抱きません。
むしろ,文字情報は誤解が生まれやすいから表現には気をつけようとさえする傾向があります。
しかし,そうではない方もいらっしゃいます。
話をするなら対面
要件は電話で直接話す
ことを良しとする方もいらっしゃるのです。
このnoteを読んでくださるような意識の高い方々には
信じられない!
という状況かと思いますが,コミュニケーションにはコストをあえてかけたい人が学校現場には残っているということです。
ですので,LINEで気軽に質問されることに納得がいかず
不満が爆発するというわけです。
しかし,冷静に考えれば,LINEにもメリットはあります。
・相手の時間を奪わない
・後で証拠が残る(文字情報)
という点はメリットだと私は感じています。
しかし,この言葉に対する感覚の違いだけが対面を重視する理由ではありません。

・ICT機器利用スキルの違い

むしろ,こちらの問題の方が大きいと思います。
はっきり言えば,使いこなすことが難しいのです。
ただ,それは悪いことではありません。ICTが得意な人もいれば
苦手な人もいる。それでいいのです。
しかし,学校現場はみんな横並びが大好き。
私が使えないのだから,みんなそれに合わせなさい!
という人が一定数おります。
授業も苦手な子に合わせるが故に
得意な子が飽きてしまうという現象が起きることがありますが
それと同じです。
苦手な方に合わせろということなのです。
ただ,それでは技術の進歩や学校現場は変わってはいきません。
全てを急に変える必要はありませんが,互いに歩み寄る努力は必要だと思います。
若手も相手がその場にいるのであれば対面を重視し
ベテランも若手からの文字情報に対して嫌悪感を抱くのではなく,
少しずつ慣れていく。
ベテランの先生が苦手なスマホやICTの使い方は
若手に聞けばいいと思いますし
若手はベテランの先生に授業における押さえるべきポイントや
子どもたちの観察の視点を学べばいいと思います。
お互いがお互いの良さを活かし,支え合うからこそ
組織は成長するのです。
昨日の記事でも書きましたが,
要は

バランスが大切

どちらか一方に偏ることなく,どちらの良いところも取り入れられる
そんな組織を作っていきたいと思いますし,
作っていかなければいけないのだろうと強く感じます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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いつもお読みいただいている皆様,ほんっとうにありがとうございます。
それではまた😊

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