見出し画像

やっぱりラジオが聞きたくなる

私はラジオが大好きで、今は大阪のラジオ局であるFM802をひたすら聞いている。

特に、大抜卓人さんがパーソナリティのTACTY IN THE MORNINGを朝も夜も聞いている。
ラジコプレミアムというアプリでは、エリアに関係なく、埼玉に住んでいる私でも大阪のラジオを聞くことができる。さらに、放送から1週間は遡って聞くことができる。なんと有難いことか。
私は寝る時、ほぼ必ず、TACTY IN THE MORNINGをかけながら眠りにつく。
”寝る時”に、朝の爽やかなあの番組を聞かなければ、今の私は眠れない。


FMラジオが好き

ラジオにはAMとFMがあるけれど、私はFMが好き。

違いは何だといわれれば、「周波数が違って、AMの方が広い範囲まで届く」ということのようだが、詳しいことは私もよくわからない。
私の認識では、AMはトークやニュース番組が多く、FMは音楽を聞かせる番組が多いというもの。

そして私は、音楽が聴きたくてFMラジオをよく聞く。

音楽が聴きたいなら、CDとかサブスクリプションとかで聞いたらいいじゃんと思うかもしれないけれど、ラジオで聴くのがいいんです。

ラジオで曲を聴くのが良い理由

不意に流れてくる、あの曲

あの頃大好きだったけれど、最近聴かなくなっていた曲が流れた時の嬉しさったら半端ない。

曲って、次から次へと新しいものがリリースされるから、どうしてもその時によく聴く曲っていうのは限定されてしまって、好きな曲をずっと聴き続けるってことはあまりない。そして、自分の成長や時代の流れにあわせるように、曲の好みが変わるなんてことは当然で。

だから、自分の意図とは関係なく、誰かのリクエストやパーソナリティの選曲によって流れた時、「!!!」「懐かしっっ!!!」と、ほんっとーに嬉しくなる。
よく聴いていた曲というのは歌詞を覚えていることが多いから、思わず口ずさみ、当時を思い出す。

私が最近、ラジオから流れてきて驚いたのは、HOME MADE家族の「サルビアのつぼみ」。
中学生の頃だっただろうか。CDを買って、ラジカセで歌詞カードを見ながらよく聞いていた。この曲を聴いたのはたぶん、20年以上ぶり。
ラジオで流れてこなければ、もしかしたらこのまま一生聞くことはなかったかもしれない。
ラジオをきっかけに、やっぱり捨てていなかったCDを持ち出し、20年以上ぶりに歌詞カードを見ながら聴いた。
「こんな曲だったんだー」と改めて振り返り、ニヤニヤしてしまう。

ラジオを聴いていると、何度もそんな瞬間を経験することができる。


曲が、意味をもつ

パーソナリティがいる番組から流れる曲は、その時に流す意味が存在する。

ラジオの醍醐味である”リクエスト”がわかりやすくて、パーソナリティはリスナーから届いたメッセージを読み上げ、そのリスナーの希望の曲をかける。
「最近よく聴いてる大好きな1曲」
「勉強のテンションを上げるために聴きたい曲」
「彼女との思い出の曲」
色んなリクエストが届く。
顔も知らないリスナーさんのことを想像して聴く曲は、日頃自分が聞いている曲だったとしても、違う意味をもつ。
もちろん、自分のリクエストした曲がかかった時の嬉しさったら半端じゃない。

さらに、ラジオで流れる曲はアーティストの想いを感じることもできる。
ラジオはアーティストがゲストで登場することも多くて、アーティスト本人の曲に対する想いを聴いてから流れる曲は、より一層強く伝わって記憶に残る。
そしてアーティストと近い関係性のパーソナリティの曲紹介もまたぐっとくる。


ライブ音源が聴ける

ラジオでは、ライブ音源が流れることがある。
先日、FM802の夜の番組OCHIKEN Goes ON!!で、SUPER BEAVERのワンマンライブ〜 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち 〜のライブ音源が流れた。
これは、私が初めて行ったSUPER BEAVERのライブ。

もう、本当に最高の1日だったわけなんだけれど、あのライブが、まさかラジオで聴けるだなんて、802様、パーソナリティのオチケン様、本当にありがとう。
ぶーやんの熱いメッセージも聴くことができて、大興奮。


新しい曲との出会い

サブスクリプションでは、自分が好きなアーティストや曲を検索して、その好みに近い音楽が流れることが多いと思うが、
ラジオからは、自分の好みとは関係なく、聞いたことのない、知らない曲がいくつも流れてくる。

ラジコではもちろんオンエアされた曲が確認できるので、「この曲いいな」と思ったら、とりあえずマイリストに入れて、後で検索する。

最近マイリストに入れたのは、HEY SOUL SISTER/Train
ウクレレにあわせて歌う声は、清々しさや、嘘のないストレートさを感じる。

現代は色々な情報が溢れているけれど、その情報を得るためには、適切に検索する、調べるという作業が必要で、
曲名もアーティスト名も知らない曲に出会えるのは、ラジオの良さだ。
しかも、アーティストの顔やMVといった映像ではなく、シンプルに曲だけだから、歌声やメロディが好きな曲ということになる。


・・・やっぱりラジオが聴きたくなる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?