久々にみた悪夢の意味

最初に書いておきますが、一部グロい表現が含まれているので苦手な人は読まない事をおすすめします。


最近珍しく悪夢を見た。
内容はよく覚えていないが、とても良いとは言えない内容だったというのははっきり覚えている。

しかし、夢というのはどうしてあんな毎回意味のわからない内容なんだろうか。
それは夢を見る度毎回思う事で、自分の発想力ってすげぇなって思う。夢のストーリーで小説が書けそうだ。
夢の中のストーリーを考えた自分って天才なのでは?起きてる時にあんなストーリー絶対に思い付かないと思う。
絶対現実に起こりえない不思議な体験ばかりいつもしている。
あれは自分の欲望なのか、妄想なのか、なんなのだろう。

何故か今回見た夢には、10年ほど前に亡くなったはずの両親が出てきた。
私は母と優雅にショッピングモールらしき場所で買い物をしていた。もう今は亡くなっているという事も理解しているはずだし、10年以上も時が経っているはずなのに、まるで10年以上前のあの頃のように幸せそうに母と会話しながら買い物をする私がいた。
まずこれだけでも不思議だ。
夢の中の私は、母に久しぶりに会えたという感覚もなかったし、いつも通り普通に話していた。
もちろん末期癌を患っているという事も知らなかっただろう。まだ病気になる前の健康な母だった。

何を話していたかは覚えていないが、ずっと笑顔だったし、その時はまだ悪夢だという感じはしなかった。
しかし買い物を終えて家に帰ってみると、そこから悪夢が始まった。

帰る家は昔両親と暮らしていたマンションだった。
今住んでいる家ではなく、10年前両親が亡くなったと同時に出た家。
今現在のリアルな世界では、知らない他人が住んでいる。
部屋は5階。エレベーターを上がり部屋へと向かうと、普通ドアは閉まっているはずなのに何故が空いていて、そこには玄関で頭から血を流して倒れている父親の姿があった。恐らく死んでいる。
私のビビり症が夢にも影響されているのか、何故か20mくらい先からの視界で近くで見ている訳ではなかった。
夢とはいえよく出来ている。私は究極な恐がりだからな。

私は見たとたん悲鳴をあげた。自殺なのか殺人事件なのかもわからない。けど母は何故か冷静に「覚悟した方がいいかもね」としか言わない。
なんなんだ、驚かないのか、覚悟って何、父親が死んだって事実を?確かに母と父はあまり仲が良くなかったしいつも離婚したいと言っていたからなのか、別に死んでもなんとも思わないのか、やたら冷静過ぎる母に私は「ねぇ、やだ、やだ、ねぇ」と何回も訴えていたのを覚えている。
しかし母は何も言わない。どうしてだろう。
しまいには涙が止まらなくなり私は「どうして、そうやっていつも私の傍からいなくなっちゃうの?どうして一人にするの?」と言っていた気がする。
何故か「いつも」と今回だけじゃないような言い方。

よくよく考えてみると、これは今までの私の体験から来た夢なんだろう。
両親が亡くなった後も、残りの家族もほとんど亡くなってしまったし、新しく友達が出来ても長続きしたことなんて滅多になくて、皆飽きたり他に友達が出来たりして去って行ってしまった。
いつも気付いたら孤独感に包まれていた。
どうして自分はこんなに人に恵まれないんだろう、どうせ自分が相手に尽してもいなくなっちゃうんだよな、そういう思いからみた夢なのかもしれない。
きっと「どうしていつも私の傍からいなくなっちゃうの」という言葉は私の本心なんだと思った。

ただ、そうなってしまうのには自分にも理由があるのではないかとも思う。
多分、私はこの歳にもなって未だに自立が出来ていない。いつも誰かに頼らないとなんにも出来ない。
一人旅や一人行動は好きだが肝心な事は一人で出来ない。
それではダメだぞっていう神からのお告げなのかもしれない。

なので、考えを改めてみます。
人に頼らない、頼りたい時は頼ってもいいけど依存しない。
自分を信じて自信を持とう。

いきなり変わるのは難しいかもしれないけど、1人でも困らずに生きれるように頑張ります。
自信がついて自立出来た頃には、きっと自然に人にも恵まれ幸せな人生を送れているはずだから。

こんなタイミングで、私は明日から旅行に行きます。
ずっと行ってみたかった出雲大社。
縁結びや良いご縁を導くというので有名な神社ですよね。
神に頼るだけではもちろんダメですが、これも何かのご縁だと思ってしっかりお参りしてきます。

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。

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