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エンドレスヒール#55 -3.11

この物語はフィクションであり、登場する人物・団体等は架空のものです。
実はここで 予約更新が途切れました。これは4月の半ばに書いたものです。
4月末 私事で様々な出来事が起こり 仕事と体調とで 書けなくなりました。
ごめんなさい。この先は、書ければ更新しますが、毎日出来るか、わからない状態です。
読者登録、チェックリスト、MIXIの方は、更新情報でご確認の上、ご訪問くださると有難いです。ご迷惑おかけします。申し訳ありませんm(_ _ )m

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上記当時の原文まま(当時別ブログに予約して書いていたんですね。さらに今は辞めてしまったMIXIに更新情報を載せていたとは!いろいろと忘れていていて、ちょっとビックリ!)

3月11日深夜~12日朝方

夫が深夜 会社の出かけて 独りになった震災当日。
眠れず 12日の深夜(朝方)2時頃 やっと床に入った。
2時間ほどして 奇妙な夢を見て目が覚めた。
まだ 朝方4時だ。

夢の中で 大学生の三男が 子供の時の姿になって戻って来た。
そして 和美に言った。
「おかあさんが 心配だから 戻って来た」
三男の 後ろに広がる風景は 何故か 子供の頃行った 海。
思い出の海だった。

その時 たくさんの方からの安否確認メールが届いていたので
皆様への返事を送る時に 三男にも 夢の話を送ってしまった。
携帯は 圏外だったので。
予約送信にした。

そのメールは 皆様 そして三男に届いた。
一週間後 電気が通じた時 初めて長男と電話で話した。
「三人のうち 誰か 仙台に帰った方が良いのではないか。」
と 三人の息子たちが 相談してたらしい。

「いや、来る手段もないし、危ないから。来ても食べ物もないし。」
と 断ったが どうも三男に出したメールのことで 心配してたようだ。

さらに 震災から一ヶ月もたってから 気付いた。
まだ津波の被害を知らなかった和美が見たのは
子供の三男が夢の中でいた場所は 失われた海岸だった。

続く
2011年5月11日(水)

エンドレスヒール#55 -3.11

今もあなたは子供の姿で夢に現れる。
(ほんとに、この作品を移し始めて、驚くことが多すぎる・・・)
かあさん、僕が帰らなくても何も無かったかのように生きていってね

次回 エンドレスヒール#56 へ続く
https://note.com/mizukiasuka/n/n5ca2212f0e75

前回 エンドレスヒール#54 は こちらから
https://note.com/mizukiasuka/n/n9503af2c3034

エンドレスヒールをまとめて読めるマガジンは、こちらから
https://note.com/mizukiasuka/m/m3589ceb09921

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