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徘徊するその先は(11)絶好調なプロリー3節目&4節目編!

試合の朝にこのnoteを書くと、麻雀の調子が良い。
そんなジンクスが自分の中に出来つつあり、試合の後すぐには書かず、試合の当日に前回の対局を書く、という風になってきている。

1カ月も間を空けると、対局の内容なんてすっかり忘れてしまう。でもプロリーグ3節目と4節目の時は、翌日に麻雀の部分だけは書いておいたので、バッチリだ。今後もそうしていくようにしたいな。

それではまず、3節目のお話から。


第39期鳳凰位戦後期E2リーグ3節目
昇級 13名/42名中
開始前成績 14位 +23.0
同卓 T氏、S氏、R氏


1回戦
手が入らない状態で2万点を割った状態でオーラスを迎えた。
16200点持ち。3人沈みのラス目。3着との点差は6600点。ドラは8ソー。

白アンコの、三色が見えるイーシャンテンとなった。

一発裏ドラの無い競技麻雀だと、リーチすることでのメリットが低い場合、好形テンパイでもダマテンという選択をすることがある。
今回も入り目によってリーチするかしないかを、あらかじめ考えておいた。

2ソー、一マン引きなら三色目があり着順アップが期待出来るので、リーチ。
5ソー、四万引きなら、リーチしてツモってもラス確定なので、ダマテン。

ここで2枚切れの2ソーをズバッと引いたので、思いっきりリーチ。
そしてリーチをかけてしまったら、2600点しかない4マンでも出アガリする。リーチ後の見逃しは、よほど条件が厳しくなければ、しない方が良いのだ。

結果、一マンが出て8000点。ラス抜けに成功。

3着 -8.8


2回戦

Rプロはとにかく空気が静かな方だ。でも、密かに高い手を張っていることが多いので、マジで要注意。
強い牌が出たら、警戒するようにしようと思っていたが……マンズはヤバいかなぁと思いながら切り出した五マンでRプロのメンホンに放銃。

ああやっちまったと背筋が冷えたけど、メンホンのみの6400だった。
一手変わりで一通がつくような牌姿だったので、「6400で済んでラッキー」だと胸を撫でおろした。

その放銃が勝利への扉を開いてしまったのか、何故かそこからツイた。

次局、役なしドラ1、ドラスジ両面でのリーチ。3ピンは2枚切れぐらいで、雰囲気はあまり良くないリーチだった。
しかし1ソーを暗槓したら、リンシャンに何と3ピン!2000・4000をゲット!

南入して迎えた親番は、気持ちにかなり余裕があり、カンチャンだらけの手牌から三色を構築する手組を行う。

まずは5ソーを切り、次に4ピン引いたので3ピンを切ってピンズの下を頭に固定。
三色面子は一つも無く、どれもカンチャンの受け入れであったが、決め打ちすることに迷いはなかった。
8ピンを引き、ドラ表牌で一枚切れの八万も引いて、思い通りなテンパイへと至る、三色ドラ一。
ダマで7700。ツモれば3900オール。
2巡ほどダマにしたが、他家が仕掛けてきたので、抑えつけを狙ってリーチを打った。
ほどなくして8ソーをツモり、4000オールのアガリ!
大きなトップを決めることが出来た。

トップ +30.5


3回戦

リーチチートイドラドラの8000などをあがり、好調な状態で迎えた南2局。

ドラは使い切りたい人

ドラの5ソーを切れば、ツモり三暗のテンパイであるが、強欲魂がムクムクと沸き起こり、6ソーを切ってテンパイ取らずとした。
一万をポンして、トイトイドラドラ、ツモれば三暗ついての3000・6000のテンパイを取る。
ここで親からリーチが来た。
一発で掴んだのが6ソー。かなり、危ない。私の手牌は何と3ピンが親の現物で、6ピンも通りそうな雰囲気。
降りる材料はあるけど……こっちも高いので、行くことを選択した。
6ソー、4ソー、その他にも「これは無理(涙)これ絶対に当たる」な牌も全て切っていき、その先に待ち構えていたのは……ドラの5ソー♡

三暗トイトイドラ3で3000・6000のアガリ♪
2回戦に続いて大きなトップをモノにした。

トップ +29.9


4回戦

南入して原点くらい。白ドラ1のカン8ピンでテンパイ。6ピン引きで三面張になるので1巡、ダマにしたが、8ピンが良いことに気付いたのでリーチ。すぐに出アガリして5200。
オーラスもしっかりアガリをとりにいき、連荘して1万点近く加点する。最後は2000・4000ツモられたが、トップで終わることが出来た。

トップ +18.0


3節目成績 +69.6
トータル +92.6
14位→4位

手が入っていたというのもあるが、しっかり攻め切れていて良い麻雀が打てたなぁという印象がある。強気のメンタルって本当に大事。

では、続けて4節目編です!


第39期鳳凰位戦後期E2リーグ4節目
昇級 13名/42名中
開始前成績 4位 +92.6
同卓 Y氏、T氏、A氏

この対局の一週間前に、ついに私も初めてのコロナ陽性となってしまった。
発熱は無かったものの、変な喉の痛みを感じ、自宅にある研究用の抗原キットで検査した所、陰性。
しかし、何だか嫌な予感がした私は、職場に連絡し、勤務前に検査を受けさせてもらうようにお願いした。

結果は、陽性。
その時点では症状は咽頭痛と軽い咳ぐらいだったが、帰宅してからどんどん体調が悪くなり、夜中には38.5まで上昇!頭痛も激しく、かなり辛かった。
この状態でハーゲンダッツのストロベリーを食べたのだが、至福の味だったな……。帰り道に、アイス買った自分、天才だと思った。
翌日には熱も下がり、体調も少しずつ回復していったけど、1週間、社会に接しない生活をしたからか、不安感情が凄かった。

そしてプロリーグの朝に無事に解除。体調は回復していたけど、メンタルはだだ下がり状態での、参戦だった。



1回戦
東4局の親番で、大物手をテンパイ。


四マンならば三色でダマでも12000、ツモれば6000オールだ。
しかし七マンだとダマで2900,ツモって1300オールとうま味は無い。こういう時、親番だしとリーチをしたくなってしまうが……四七マンは場に2枚切れており、ダマなら零れる可能性もあるとダマテンを選択。
警戒されてしまったのか、残念ながら出なかったが、自分の中では冷静な判断が出来て良かったなぁと思った局だった。

2着 +6.9


2回戦

東ラスくらいの親でタンヤオドラドラの5800は6100をアガるという順調な出だしを見せるが、南入して平和のリャンシャンテンの時に早いリーチが来て、まっすぐダブ南切ったら放銃。5200は6100をお返しすることになり、小さかったが沈み3着となってしまった。

3着 -6.7


3回戦

ドラが六万で、六九万待ちの平和リーチを打つが、追っかけられてしまい放銃する。
メンピンドラドラの7700で、ぐ、となる。

迎えた親番

配牌はこんな感じ。すぐに8マン引いてマンズで2面子になったけど、他の面子候補がイマイチ過ぎる。
次順四万を引いたが、あまり希望が見えない。

しかも下家はピンズっぽい仕掛け。

どうすんの?と思いながらも、次にドラの四マンが重なり、更にもう1枚引いてアンコになってしまう!

これは面前より仕掛けてホンイツドラ3か?と思いきや、西もアンコになり、北がヘッドになり、面前でホンイツドラ3をテンパイ!

そしてすぐに下家から八がツモ切られて、18000~!!

今期の私、持ってるな!と強く思った局だった。

トップ +23.3


4回戦

リーグ戦も残すところ、あと5半荘。
現時点でのポイントは120ポイントくらい。ボーダーはおそらく50ポイント。

余裕な気持ちで打っていたが、この半荘は小さいけれどラス目だった。しかも一人沈みの危機だった。ここで大きくマイナスしたくはない。

オーラス 25200点持ち

ドラ無し役なしのイーシャンテン。浮くのはどうあっても無理。3着とは3300点差で、リーチしてツモっても逆転しない。
ここはラス抜けは諦め、1人沈みを回避する方向へ行く。
チャンタを目指し、八万をチーしてこのテンパイ。

この1ソー単騎、3ソー3枚切れと、場況的に良かった。
3着目の方から出て、2000は2600の直撃。運良く3着になれた。

3着 -6.2


4節目成績 +17.3
トータル 109.9ポイント
4位→3位

1半荘だけ大きく勝ち、他は小さくまとめた節となった。
とにかく、4位から更にポイント上積して上位をキープ出来たのは嬉しい。

最終節も怖いけど、悔いの無いように戦っていきたいと思う!

next→WRC5節目


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