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徘徊するその先には⑦気負わずにひたすら楽しいWRC2節目編

第12期WRC2節目
前節までの成績 +4.4ポイント(順位不明)

今期はMリーグをちょこちょこと視聴している。
開幕戦の伊達プロの四暗刻は見れた。素晴らしかった。
四暗刻は勿論だけど、その前の七対子が凄かった。西単騎地獄待ちで先制テンパイを入れていた伊達プロ。親からリーチが入り、一発で四万を押す。

この四万、全く切りやすい牌では無い。一万、八万の切り順だから、四万はマンズの中では比較的通る牌かもしれないが、危ない牌には変わりない。一発目だし、いったんは西切りを選択する打ち手が多いのではないだろうか。

しかし、伊達プロは四万切りを選択、そして西をツモあがり。
いや、マジで痺れた……。そして、そこからのツモスーだから、カッコ良過ぎて、悲鳴あげるわ。

こういう麻雀、憧れる。
「ええ、それ切っちゃうの??」と周囲をびっくりさせてしまう、大きな勝利を掴む為に高すぎるリスクを背負える、そういう「イカれた一打」が出来る豪快な胆力を、私も欲しいなぁ……。
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1回戦

上家が強い。連続で高打点を和了し、突き抜けたトップ目に立つ。
しかし私も点棒を減らすことなく南入し、連続で白発を鳴いてすぐに西でロンしたインスタントな満貫を和了。その後も順調に何度かアガリを重ね、何とかトップ目を奪う。

白發ホンイツの8000点

オーラス
私は36000点持ちのトップ目、上家は親番で35900点持ち。
ラス目の対面よりリーチが入り、私は回して打ちながら、終盤にテンパイ。

三マン切り、四マンと8ソーのシャンポンを選択してリーチした

ドラ切りのピンフか、ドラと8ソーのシャンポンか?
これ、永遠のテーマだ。ドラを切るのも、ドラ表を切るのも、リスクは同じと言うが。しかし、シャンポンや単騎でのドラに放銃すると痛いので、私はドラ表を切りたくなっちゃう……!
ってわけでシャンポンを選択し、追っかけリーチ。
ヤミテンという選択もあるが、二着目と競り合ってるし、前に出ることを選んでみた。

無事に流局し、開かれた対面の手は……四七マン。おおっ、両面にしてたら放銃だったわ!
そして対面との2人テンパイでオーラスが終了し、私は逃げ切ることに成功したのだった。

トップ +21.5ポイント
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2回戦

1回戦に引き続き、手が入る。東4局あたりで、僅か4順でこのテンパイ。

メンピン一発ツモドラドラの跳満

リーチして一発で五マンを引き、3000・6000をツモ上がる。

オーラスは親とトップ争いをする状態で迎えた。

親はマンズ模様の仕掛け。私の手牌は孤立している字牌が多いが、面子が1つに両面ターツが2つ、ドラの受け入れもあり、タンヤオ系でまとめやすい手。
というワケで行くことにし、1枚切れの東を切ったら、ポンされた。
それは覚悟していたので良いんだけど……ドラの8ピンや6ソーが流れてしまい、親にツモ切りされて発狂しそうになる(涙)

粘ってみたが、切れないマンズを抱え込んでアウト。全員ノーテンで終了し、逆転チャンスを得ることは出来なかった。

2着 +13.2ポイント

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3回戦

序盤は手が入らなかったが、東ラスあたりで1鳴きテンパイを入れ、高目の発で出アガリし、ラス目を脱出。

東發ホンイツの8000点

終盤は2着争い状態。ドラ含み面子が完成した好配牌を手にしたが、ツモがあまり効かずにようやくこのイーシャンテン。

タンピンドラ1のイーシャンテン。234の三色やマンズのイーペーコー目もある

面前ならハネマンも見えるが…。トップ目をかわすチャンスだけど、ツモの悪さを自覚して欲張らないことにし、中盤に二万をチー。すぐに2ソーをツモあがり、2着へ浮上。

そのまま、2着で終わることが出来た。

2着 +14.6ポイント

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4回戦

このタンヤオドラ1のテンパイを高目の4ピンの8000で出アガリしたり、リーヅモドラ4の3000・6000と大物手2回あがったけど、何かトップ取れなかった。(どうしてそうなったかは覚えてない)

2着 +15.7ポイント
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2節目合計 65.0ポイント
トータル 69.4ポイント(順位不明)

WRC、楽しいなぁと思う。
チャンリー時代の感覚を引きずっているのかもしれないけど、私の中でWRCは、プロリーグの練習という意味合いが大きい。

気負わずにバシバシ打って、負けてもあまり気にしない、みたいな。

20年近く競技麻雀をしてきて、トータルポイントは圧倒的に負け組な私。
別に弱い打ち手でもいいやと思うんだけど、やっぱ強くなりたいし、間違っている所があるなら、変えていきたい。

トーナメント進出も見えているポイント状況なのでちょっと緊張してきちゃったけど、次も思い切り打ってみたい。負けても、構わないと思っている。

きっと踏み込んでみたらその先に、見えてくるものがあるはずだから。

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