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徘徊するその先には⑩先行きわからなくなったWRC3節目&4節目

この自戦記も今日で10回目となった。
飽きっぽい私だけど、良く続けているなぁと思う。

1回目の時は、ベテランだけど最底辺で、直視できないような存在として麻雀界をさ迷っている、と自身を認識。
3回目では最底辺リーグでも大負けし、かなりの絶望の中、洗牌する手つきはスムーズで、麻雀牌に馴染み切った自分を確認。
4回目は「ゾンビから生き返りたい」「プロと名乗れるだけの最低限の実力が欲しい」と前向きな気持ちで麻雀に向き合うことに決意した。

そしたら急に、風が変わった。

その次のプロリーグで役満あがり、昇級圏外だったはずの女流リーグでも役満あがって奇跡の昇級。
WRCも参加してみたら、予想外にポイントが稼げている。

一体全体、どうしちゃったんだ??
書くということをすると願いが叶うと言うが、その効果??

ならば自戦記書き続けていれば、どんどん強くなっちゃうじゃーん♪
というワケで、今後も書き続けて行きたいと思う。

さて、10月にWRC3節目を消化したが、11月はコロナ陽性の為に欠場し、12月に4節目と5節目に参戦することになった。
昨日、4節目を終えたので、今日の最終節を前にしている状態で、3節目と4節目の戦いを振り返っていこうと思う。

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第12期WRC3節目

前節までの成績 +69.4ポイント(順位不明)

2節で+70近くとかなり好発進。
しかし一発裏ドラありで順位点も大きいので、70ポイントなどそれほど頼りにならない。
勝ちたいという気持ちはあるが、とにかく気楽にやっていこうというスタンスで参戦してきた。
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1回戦

平坦な雰囲気の東場で、南入した時点で28000点くらいのちょい沈み。
南1局の親でタンヤオドラ1の3900点をあがり、次局も2900をあがって、小さいながらもトップ目に立つ。

234の三色を目指していた

しかし南3局、七対子のリャンシャンテンで決して良い手では無かった所から、「これ、危ないなぁ」と思いながらも無防備に切った牌で2900を放銃した時、明確に「死亡フラグ」を感じた。
そこから1600点などに放銃してしまい、3着まで落ちてしまう。

3着 -7.2

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2回戦

1回戦で「やばいことをしてしまった」という感触は拭えないような半荘だった。
リーチに対し、一発で引いた八万をツモ切ったら5200に放銃してしまうなど、「掴んでしまう」と感じることが多かった。

南入りしてから、白を仕掛けて3900のテンパイ。

白ドラドラの3900。五万でも三色付くので3900。こういうテンパイは嬉しい。

有難いことにアガリを物にするが、ラス抜けは出来なかった。

ラス -25.7

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3着ラスと、2半荘でそれまでのポイントの半分くらいが削られてしまう。
動揺しかけるが、ここで当初の目標を思い出した。

今回はの目標はトーナメントに残ることではなく、
・自分で対局を振り返り、納得の行く麻雀を出来る限り打って、五節完走すること。
・少しは強い所もあると自分で感じる為に、良かった所を書き残す。

私はとにかく忘れてしまう。たった今、起こった出来事さえも、「あれ、何だったっけ?」とすぐに忘れてしまう。麻雀の対局の内容など、1カ月後には全く無かったことになってしまう。
だから、書くことにして良かったと思う。
読み返してみて、「あ、私、麻雀プロなんだな」と思うことが出来るから。

というワケで、結果は関係ない。最底辺なんだから、負けて当たり前。野心なんて持つな。
とにかく、目の前の戦いに集中しよう。

さぁ、3回戦。

いきなり8000上がれて幸先良い始まりだったのに、親に7700放銃……。

やっぱりイケてない……と思ったが、南入して親番に手が入る。
東ポン、白ポンし、終盤に47ピンのテンパイ。

ここで、下家が生牌の字牌を切ってリーチ。
良く見ると、彼女の河にピンズが全くない!
ひえええ、そっちもピンズ祭りか~!最悪、清一色まであるかもしれない、絶対に高いリーチ。
ここで一発で掴んだのは……9ピン!
うえええ、怖すぎる……!でも1枚切れていて自分で2枚持ってるワンチャンスだったので、切っちゃう!
そして次順、彼女がツモ切ったのは7ピンだった!
12000のアガリを得られて復活し、そこから46100点と大き目のトップを取れた。

トップ +31.1

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4回戦

今日はどこまで負けるのか……と暗い気持ちになっていたが、3回戦のトップのおかげでちょいマイナスまで戻せた。
そして4回戦は絶好調!
起家スタートで、立て続けに4000オールのツモあがり♡

その次も配牌でダブ東アンコにドラドラの手が入り、5巡目でリーチ。ツモって6000オールかと思いきや、残念ながら1000点でかわされてしまう。

南入して純チャンのダマテン5200に放銃するが、すぐに三暗刻ドラドラの2000・4000をツモり返した。

ツモスーになると思ったんだけどなw

56200の大きいトップで終了!

トップ +41.2

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3節目合計 +39.6
トータル +108.8 (8位/102人中)*10月時点

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11月にWRC4節目にエントリーしていたが、私もついにコロナ陽性になった為に欠場し、12月に出させてもらった。

さて、このポイント状況だと、どうしてもトーナメント出場を狙いたくなってしまう。野心なんて持つな、と言いつつ、この順位で狙いに行かないのはどう考えてもおかしい。

11月の成績では私は13位だった。
トーナメントの現時点でのボーダーは以下の通り。

予備予選(32位)が+29.3
トーナメント1次(29位)が+46.6
トーナメント2次(10位)が129.3
ベスト16(1位)が+284.2

ボーダーは上がるので、予備予選が40~50前後。トーナメント一次は60~70。トーナメント二次は150~だろうか。
トーナメント二次を目指すが、最低でもトーナメント一次には残りたい、というスタンスで参戦した。

が、しかし。

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1回戦
配牌が悪いことが多い半荘だった。
悪い時は、国士か七対子かチャンタ路線で手を進めるのがセオリー。
これは配牌7種でげんなりしたが、七対子か789の三色を目指しながら、456の三色も見つつで手を進めた牌姿。
2シャンテンくらいまで行った所で先制リーチが入ってベタ降りになるんだけど、いろいろな可能性を見ながら諦めずに手を作る姿勢って、大事だと思う。

3着 -6.5

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2回戦

東場の親番で好形リャンシャンテン状態から早いリーチが入り、降りる牌もあまり無かったので突っ張ったら、後スジになった8ソーでロン。
七対子8ソー単騎のリーチで、何と裏ドラが8ソー。
全ツしているんだから放銃のリスクはあるし、裏ドラあるんだから8000なんて想定内だけど、妙に心にダメージをくらう。

そこからはテンパイしてもアガらせて貰えない、というようなパターンが続き、南入してからようやく早い先制リーチを打つことが出来たはメンタンピン!

5ピンをツモリ、裏ドラ乗らないけど1300・2600でラス目から脱出出来た。

3着 -12.8

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3回戦

四ツ谷道場時代の後輩、Oくんと同卓である。

「お疲れ様です」と挨拶し合った後、Oくんより一言。

「今日は水越さんより先輩がいないですよね」

ほほう、煽りですか……?(嘘、Oくんは可愛い後輩だと思ってます!)

「自分、今日が最終節です。残り2半荘で+170が目標なんです」

+170って……。条件でも何でもないでしょ……。

でもその時、嫌な予感がした。

目無しの思い出トップは、今までうんざりするほど見てきた。
やだ!私、そういうのに巻き込まれたくない……!

が……やっぱり……そうなんですよね。

案の定Oくんは強くて、ラスに追い込まれてしまう……。

まぁでも自分もやっちゃった
ダブ南(加カン付き)と字牌仕掛けている子にベタ降りしていたら、他の子に放銃。新ドラの6ピンがアンコになったピンフドラ3の8000に打ったのは、事故でも何でも無く、完全に自分が悪かったな……。

ラス -33.8
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4回戦

ここでトータルは+60くらい。
おそらくトーナメントのボーダーだ。
だから残り5半荘で、プラマイゼロくらいなら、トーナメント進出出来る、と気持ちを切り替える。

この半荘、やたら「全ツ」が多かった。
皆さんのポイント状況や参加状況はわからないが、最終半荘の方も何人かいただろう。各人が条件を持っていて、それを達成する為に「全ツ」するのは止むを得ないと思う。
それに相手が全ツモードなのは、決して不利ではない。
向かってきてくれるのだから、危険牌もバシバシ切って、こちらのアガリ率も高くなる。

ある意味、美味しい。
でも、落ち目の時に全ツされると、勝てない~~!!!!(涙

点棒を削られてしまい、ラス目になってしまったオーラス。
役無しドラ無しの手をテンパイした。

ドラへの振り替え、三暗刻への手替わりもあるので1巡だけ回したが、リーチをする。こちらはあがることが出来た。裏ドラは無く、1600点。

ラスだけど23000くらいと小さい。これぐらいで抑えられれば、許容範囲だろう。

ラス -22.1

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4節目 -75.2
トータル +33.6

ガーン……。予備予選通過もあやしいポイントになってしまった。

まぁでも希望は捨てず、今日は頑張って来る!

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