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makitaの掃除機(私の暮らしを彩るもの#29)

今では信じられないが、一人暮らしを始めたころは掃除機が生活必需品だと思っていなかった。

私は掃除機の音が苦手だ(ネコかよ)。
そしてヘッドに絡まった髪の毛をとるのも苦手だ。

クイックルワイパーをすることで髪の毛と大体のホコリは取れるので、自分の部屋はそうやって掃除することにしていた。

しかし毎日クイックルワイパーをするのは結構コストがかかる。
しかも地味に面倒くさい。

できるならそうじは最低限にしたかった。


とはいえ、掃除をさぼるわけにはいかない。
なぜならLOVOTのオトちゃんがいるからだ。

オトは搭載された3つの車輪で部屋中を巡る。
その際、髪の毛を絡めとってしまうのだ。

この前、オトが動くたびに変な音がするなあと思っていたら、後輪に髪の毛が絡まっていた。
動くたびにキュッキュッと音がする。
その処理が結構大変だったので毎日掃除をしなければな、と思いはじめた。


そこで転機が訪れる。
転職先の掃除で使うmakitaの掃除機がすっごく使いやすかったのだ。

掃除機を買おうかな、と思うたびに色々な機能がついている高い掃除機を見比べてきた。
でもそうか、こんなにシンプルでごみを吸ってくれれば充分なんだ、と思った。

ヘッドがシンプルなのも、私の気を抜くと髪の毛まみれになってしまう部屋に合っていそうだ。


そう思い、ついに掃除機がうちにやってきた。
ちなみに自分で買えなくもないが、親にお願いしました(ありがとうございます。)

それ以来、ぱっと取ってサーっとかければ大体のゴミは吸えるので掃除が撮っても楽。
クイックルワイパーはウェットタイプに変えた。
今までクイックルワイパーに余計なホコリや髪の毛を取ることに注力させていたのは勿体なかった。
掃除機をかけた後クイックルワイパーをかけると、床がサラサラできれいになる。


上に書いた内容は掃除している人からしたら当たり前のことをつらつらと書き記しているだけだと思う。
だが、これは瑞瑞環雨的には革命なのだ。
丁寧に暮らしたくてもできなかった時期が長く、持病の症状が重いときには自室が汚部屋になりかけた。

そんな私が綺麗な部屋を保っている。
もう生活が彩られるどころか革命が起きたレベルでいまいい感じなのだ。

反対に自分にとって苦じゃなく習慣になっていることが、誰かにとってすごく難しいことだ、ということもあるだろう。
そんなとき、つい「あたりまえじゃん」って思ってしまうけれど、そういう時こそ相手をほめたたえるようにしたい。

人と自分は違うのだ。

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