はじめに

僕は映画ほんとに初心者！というか映画は苦手！と思ってた。それを理解した上でお読みください。

マスカレードホテルを見る

前回は洋画を見た。面白かった。しかし問題があったのだ。それは字幕だ。先日TOEICを受けたが散々な結果であった。一緒に受けた友人達に点数は黙秘したほどだ。なので、当然洋画は字幕を読まねば内容がわからない。つまり画面の前から目を離すことができないのだ。

その状況を2日連続で味わうのはちょっとしんどい。ならば邦画を見よう！そして邦画といえばサスペンスだ！（偏見）ということでマスカレードホテルを選んだ。

まず見て思ったこと、これ主演キムタクじゃん！キムタク出演映画にハズレなし！期待が高まる。

評価：星5つ

序盤はこんなやついる？ってくらいむかつく客が多くて普通にムカついて「なぐれ！なぐってしまえ！」と思った。しかしむかつく態度には彼らなりの理由があって（かといって許せるものではないが）、それすらも人間ドラマのひとつになっていてすっきり面白かった。さすがの東野圭吾だなとおもいましたよ。
原作を読んでないのでなんともだけど、こういうサスペンスものは日本映画の得意とするところだなーっと。リアリティがある。

長澤まさみはかわいい

ヒロインは長澤まさみ。扮する山岸さんのひとつひとつのホテルマンとしてのプライドや所作が素晴らしくそれが最後の展開にもつながっているのがすてき。ホテルではたらいたことはないので実際はわからんがこれくらいプロ意識の高いホテルはさぞかし居心地がよいのだろうなと泊まりたくなった。

キムタクと長澤まさみ、よくある構図ではあるけど、ホテルマンと警察というある意味相反するふたりが初めは反発しているというもの。物語が進むにつれて徐々にキムタクがホテルマンになっていくのが見てとれて面白かったね。互いの仕事に対するリスペクトも感じられるのが気持ちよかった。それにしても長澤まさみは演技もうまいし美人で大好き。

事件のこと

肝心の事件の方はラストの緊迫感はあったけど、わりとあっさりめ。犯人も予想つく人多いとは思うっすね。

この映画の肝は事件というよりは、刑事とホテルマン。一見全く違う職業のふたりが協調、共鳴して出来上がった完成系が事件解決というかたちだった、というとこかな？と素人目に感じたかな。

面白かったー映画面白いなあ？