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【小説新人賞】夏のWeb公募


はじめに

 公募は季節を問わず様々なジャンルでありますし、今はWebフォームから応募可であったり、寧ろWebフォームしかない賞もあると思います。今回は、複数ジャンルをまたぐ小説賞が現在(2024年4月下旬)から7月後半にかけて二つあるなと思い、その覚え書きです。

「#創作大賞2024」※創作大賞2024(第3回)→note

 この記事をご覧の皆様はご存じの方が多いかと思います。今年は部門も追加とのこと! 募集は、オールジャンルと漫画原作、エッセイを除き、
#ミステリー小説部門 
#ホラー小説部門 
#恋愛小説部門 
#お仕事小説部門 
#ファンタジー小説部門

の、合計5部門が、小説の募集です。
 2万字以上14万字以内で、〆切りは2024/07/23とのことです。

 一般/エンターテインメントジャンルがOKで、公開状態での募集のWeb公募は、実際にはそんなに多くない(アルファポリスの定期開催、カクヨムコン、ステキブンゲイがとりあえずは思い浮かびますが)ので、実はとっても貴重なのではないかと私は思います。また、未完もOKとの事。ただ完結した方がいいとは書いてありました。

 こちらの経由でデビューなさった先生の記事をちょくちょく拝読するのですが、素敵だなと思います。

 この賞の〆の頃だと、ちょっと先ですが、オールジャンルは、8/31に野性時代新人賞、ミステリーとホラーは9/30に横溝正史ミステリ&ホラー大賞などがあります。

 ただ、公開しながらアクセスを見たり反応を見たりして、背中を押してもらいながら書きたいという場合や、なにより応募の手軽さで、公開公募は一定のメリットがあるように、私は思います(自分が出すかはまだ未定ですが、出したいとは思ってます)。

第12回ネット小説大賞 → 小説家になろう

 それで、Web投稿サイト経由というと、やはり最大規模なのは、カクヨムコンかネット小説大賞か、と、二分するか……独走状態なのか、ちょっとその辺りは意見が分かれると思うのですが、小説家になろうが開催するWeb公募があります。小説家になろうに投稿して、複数の協賛企業が選考する形です。

 文字数は、短編、未完、大長編、いずれもOK(下限上限なし)で、〆切りは、2024/07/31です。

 ジャンルは、ライト文芸や、キャラ文芸風の中華なども取る様子(協賛企業インタビュー)ようですが、やはりインタビューを見ていると、異世界系を欲している感じはとてもあります。インタビューページに、書いてあります。(昨年の記事なので、今年はもっと幅が広い可能性もあります)

 今年加わった新ジャンル(?)は、全年齢BLと聞いたような気がしますが、過去を全てチェックしたわけではないです。

 また、ポイントが足きりなのではであったり、人気が無いとダメなのではと聞きますが、公式ページにもある通りで、ポイント30の作品も受賞していたりします。ただ、声を大にして言いますが、今の渋いなろうのブクマ率で、ポイント30というのは、十分凄いです。ポイント0作品がどれだけ多いことか……。ポイント30の作品も「通っている」といいますが、現実は十分世知辛いと私などは思います。

 ただやはり、ライトノベルの少年向け及び少女向けなどを書きたい、過去の実績としてライト文芸も拾い上げがあるし、和風系も募集しているところを見るとキャラ文芸もいけそうだ、というのを加味すると、大チャンスであるのは間違いないんじゃないかと私は思います。

 ちなみにとある出版社でなろう経由で書籍を刊行している2社の編集さんと話した事があるのですが、

A社:ポイントを見る。ランキングで週間1位になったら大体打診を検討する
B社:ポイントとランキングは一切見ない。ジャンルとタイトルから見に行く

 と、仰ってました。一例ですが、ご参考程度に。
 ちなみにこの期間にアルファポリスで行われるのは、
○ライト文芸大賞
○歴史・時代小説大賞
○ほっこり・じんわり大賞
○きずな児童書大賞
○青春ボカロカップ

 などだったと思います。
 そちらは、ジャンルがはっきりしているのが利点かと思います。

おわりに

 数多ある公募ですので、本当になにを選択したらいいのか考えてしまいますが、参考になれば幸いです。


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