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うますぎる初夢

何かの接待なの?と思うほど、今年は初夢から夢がすごい。



まず初夢は、亡き父がどこか海岸のようないかした場所で風に吹かれながら笑いかけてくる、という。しかも若返ってた。
私と父はよくある長年の確執みたいなものが角質みたいに取れず、そのまま物別れ的な今生の別れで心残りであったのが一気に雲散霧消。なーんだパパ、いいとこに気持ちよくいるし大好きな旅行してるみたいだしおまけにイケてるし。何よりも私を許してくれていた。
長年の云々、がバカみたいに即座に「パパだ〜い好き❤️」と3歳の時みたいに言えるようになっちゃうんだから。
(父はほんと、素敵だった。母いわく
「パパは赤木圭一郎みたいでカッコよかったんだから」ってごめんママそのネタ、いつ振られても分からない。)



そしてさっきの夢は極めつけ。
接待か、と思ったのは私の好みや縁起物がメガ盛りだったこと。



まず龍が出てきて、レコンダ、と名乗った。よく分からないが綺麗な龍で、丁重に機嫌よく「願い事は?」と訊いてくる。「ん〜個人的にはないけどみんな笑えるといいな。あと遊んで」龍は喜んで、とほんとに嬉しそうに答え、それから本当に遊んだ。サイズは自在で性別もないという。最高。宇宙へも行けるけどどうする?と言うので「『帰り』は瞬時らしいからありがたいけど大丈夫。それより寒いからおふとんにいようよ」すると発光するカナヘビサイズになり、ほかほかとあったかい。便利か。
うとうとまどろむうち、私の『帰り』や『そもそもの故郷』に関しての話、今生での役割の話をまじえて寝物語的に聞かされ、こっちはもう寝しなに絵本を無限に読んでもらってる気分。気持ちよすぎ。
イルカたちに花たちの話、水の話、丸いものの意味、地球という女神の叡智と茶目っ気、バベル以前の『言葉』のこと…それはいまでいう言語ではないのだが、ほかの生物やモノたちは自然に使っている。それを思い出した…途端に
「旦那さんにもその言葉で話しかけてごらん。うまくいくから。誰にでもね」と、言う。
(夜中のトイレに起きたT兄にそうしてみた。T兄は猫の言葉で答えたので私もそうした。あ、これでいいんだ。全語のすべてのいい意味を含んでるうえ小声で一言で済む。というか寝ぼけている?T兄は普通にそれをしゃべれていた)



そして、天空から私たちの住む小さなこの町を眺めた。
「光が増えたわ」
「そうだね」
「あの子たち(この辺の、好きなトンビたちなど)は困る?夜は飛ばないけど」
「大丈夫。でも地熱が上がっているよね、ここもね」
「ほんとね」
「月末、隣駅に引っ越すだろう?そこにきょうだいが待ってるよ」
「トンビの?」
「うん。もう知ってて、待ってる。名は?」
「お兄さんはコンカラ。弟はセイタカ」
「いいんじゃない。彼らもそれを気にいるだろうし。杜のカイトの息子たちだから。こんど子猫も飼うんだろ」
「うん」
「きっと楽しくてたまらないよ」
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴンっていうとカッコいいけど、それを辰年ってするとなんか一挙に印象目減りするわねえ。日本ではあなたの年らしいわ。今年は遊んでくれる?」
「いつでも。喜んで。写真フォルダ」

そこで目を覚まして言われた通りに開くと、お正月に描いた龍のイラストが出た。自分はそれだと言いたかったらしい。

問題は画力だけ。


再び眠ると初詣に早く来なさいよ的なシーンの中でT兄と楽しくあっちこっち珍道中し、母も元気そうで(年始に会った年女K子(84)はBTSマニアなのだがほかのにはいかない。でも長年愛してきた羽生結弦さんのことはもういいらしい。女心は浮気なものよ、甘味とイケメンあればいい。しかも母も実際なんか可愛くなってるし)



パトカーが乗り換え駅の上空で車両点検してたりってな鉄道オタク?みたいなメカニックに面白いシーンを二人で見物し、そのあとテレビでお正月ぽいトークショーを視た。
驚いた。
箕輪はるかさんが死ぬほど面白い。クレバーで可愛くてマニアックでカントリーでずば抜けている。おなか抱えて笑った。今年は彼女に注目しよう。ネタもハッキリ覚えてる。



そこで目が覚めた。
あー面白かった。よく眠れたし。


いま東の窓では金星がアンタレスやベガとともに輝き、窓際のベッドではT兄が例の可愛いイシモチのいびきをかいている。
今日は大好物のトンカツを揚げてあげるね。キングオージャーの花火、T兄のお祝いに買ったのにいつ花火するのねえT兄。花火は〜?



とりあえずたくさん遊ぼうね、T兄、子猫、レコンダ、コンカラ、花たち、ほかみんな。
今日の午後は不動産屋さんに行く。
美人社長さんの名前がまたふるっている。素晴らしすぎる。

西川のりこ。

待っててください、師匠(←違う。)。

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