ちゃんとした玄関

玄関の三和土のとこに、お出かけ用の靴と、玄関内でうろついたりごみを出しに行くため(要するに敷地内利用のため)のサンダルを置いています。
壁にはコート掛けを作り、靴箱はもともとあった観音開きのTHE 靴箱を撤去して可動棚にしてもらいました。下部を資源ごみ置き場、上部を靴箱兼物入れにしています。

思えば、ちゃんとした玄関のある家に住むのがはじめてです。

実家は自営業なので、表玄関は事務所に繋がるお客さん用で、家族は勝手口を使ってました。生活で主に使うのは勝手口だから、勝手口なのにMAX7人分(通常時6人分)の靴が置かれてかなり乱雑でした。
勝手口を上がったところが台所です。ここも台所なのに「兼食堂」になっており、くそほど狭いスペースでMAX7人分(通常時6人分)が食事をとっていました。幼少期はそういうもんだと気にならんかったけど、成長してからは時間をずらしたり、個室で食べてました。

勝手口も台所も現代の平均的なお宅よりはちょっとは広かったといえど、所詮は勝手口と台所です。
年を取るたび「実家、酷かったな」と思い出すことが多くなりました。
色んなお宅を見たり情報を得たりして、客観視できるようになったからです。エリアの雰囲気は相変わらず好きだったなと思い出しても、あの実家はヤだわ。

最初に住んだアパートと昨年まで住んでいたマンションも、いわゆる標準的な1Kの間取りなので「玄関即台所」な感じは実家とそう変わらなかったです。(玄関、居室に続く廊下兼台所というあの間取りね)

だから今の、自分で選んで自分で仕様を決めたうちの玄関が大好きです。

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