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「探究心」摘んでますよ(´;ω;`)

子どもって、「なんでそんなとこにこだわるの?」と思う時ありません?
小石集め、消しゴムのかす集め、鉛筆ものすごく小さくまで削って使うとか…
大人からすると汚いじゃん、イケてないじゃん、恥ずかしいよ…そう感じる瞬間。

そんな時に
「それ、単なる石じゃん」「それはゴミでしょ~💦」「捨てなよ~」
「汚いよ~」
そういった言葉をかけて、子どもの感覚を否定し、行動の修正をさせると、
子どもは
『自分の感覚は間違っているんだ』
という自分の感覚、行動に対して規制をかけていきます。
『周りに合わせなきゃ』
そういう感覚を育ててしまいます。

そうなると、どうなるか。
凡人になっていきます。
日本人には評価される小綺麗なシュッとした凡人になっていきます。
その子にしかできない天才にはなれません。
天才への道を、親みずから放棄した瞬間です。

じゃあ、どうすればよかったのか。

ビーチグラスとかキレイな石を集めるのは分かるけど、何の変哲もないと思える石を集めていた時、
「お、石を集めてるんだね!」
と、まず、子どもの行動を受け入れます。子どもからすると共感してもらったと感じます。大人側は「なにやってんの?汚いじゃん」と思っていたとしても、言わなければいいのです。そして、子どもがやっていることをそのまま言語化するだけ。簡単でしょ!否定したくなる気持ちは抑えなくていいのです(^^♪

で、もし、あなた自身がその石の魅力を発見できるならそれを言ってあげれば最高💕
「この石はここの白い線が素敵だね」
「黄色っぽい色が入ってて、レアだね!」

でも、どう考えてもよさが見つけられない…
そんな時は
「素敵な石たちだね。どこが気に入ってるの?」
と何となく褒めといて、聞く。
「ホントだ~、よく発見したね」
と子どもの手柄にする。

こうやって、子どもが
・どんな部分に
・どのように心惹かれたのか
深掘りするんです。
そうすると、子どもはめちゃめちゃ嬉しい訳です!
「自分のことを分かってくれた💕」

この「自分のことを分かってくれた」という感情が天才への道を少しだけ開きます。
「自分のことを分かってくれた」という感情は、子どもに
・安心感
・自分のままでいいんだという自己肯定感
・もっとやりたいという意欲
を与えます。
それはどういうことかというと、『非認知能力』の育成に繋がるということです。
前々回の「探究心」への道を少し進んだということになります。
第2部「探究心」を育てる|MIZUNOYA free school (note.com)

あああ~💦
「探究心」摘みまくってた~(´;ω;`)ウッ…
と思ってますか?
大丈夫╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯
子どもは、大人と違ってとても柔軟な感性を持っています。
今から始めてください!
ただ、あなたが何年も何年も「探究心」を摘んでいたなら、子どもの心ほぐしからやらなくてはいけないので、通常の状態に戻すまでにあなたの根性と時間が必要です。でも、最後まで諦めなければ、子どもは元に戻ります。
しかし、それは20才までにやらなくてはいけませんよ。
20才を超えてしまうと、人は思考の仕方が固まってしまいますからね。

さあ、一緒に、「探究心」を育てる楽しい道のりを歩みましょ💕

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