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サスティナブルファッション 私の生き方

マザー・テレサ、
この名前に 何度も救われた
・・・ 記憶がある

その子供たちは
ストリートチルドレンと呼ばれ

彼らに出会ったことで
私の人生も、変わったと思う

子供たちと一緒に
道端で 寝た記憶は 今も忘れない

苦しい時、私が 諦めないのは
子供たちの生き様を知ってるから

貧困でも 笑顔が 絶えない
人間として 正しい行動をする
正直、犯罪をしないことに 驚いた

これが マザー・テレサの
・・・ 教えと思えた

あれから、40年
あの子供たちは・・・
私と同じ生き方をしていると思う

私はミャンマーの仲間を忘れない


戦後から みんな必死で
良い品を安く作れと教わり
みんなが幸せになれると信じた
それは、まるで 呪文のようでした

しかし、大量消費の先に何があるか
もう、みんな見えているはずです

さらに 便利な生活を求める・・・
それは 何を犠牲にしているのか
もう、みんな 気づいてるはずです

それでも、行動を変えれないのが
・・・・人間です

若い頃、私は・・・
縫製工場を海外へも移しました
同業から、批判はありましたが

ASEAN の人々と共に暮らし
みんなで考え 仕事をしたこと
いま、それを 幸せに感じます

だからこそ・・・
低賃金で 労働を強要する
私は、賛同できません

日本企業が やらなくても
・・・ 他国がやる
そう言い切る人はいますが

日本人は、何を選択すべきか
私は、それが大切に思えます

新たな道を 創造をすれば
次代の若者は、世界で活躍できる
私は、それを想像します

日本の消費文化を 変えるには
膨大な 時間が必要ですが

若者の中には、自然を守りたい
そう考える人が 増えています

私は、それが とても嬉しいです

人間は 水が 一番大切です


いま世界各地で 干ばつや
自然災害は 頻発しています

植物や 動物も、水が必要です
人間だけが、特別ではありません

衣料産業は、膨大な水を使い
多くの労働力が活かされてますが

衣料の 3分の2は、化石燃料由来の
合成繊維から作られます・・・
安く大量に供給できるからです

しかし消費者は 平均5回、着用し
リサイクルは1%未満と言われます
あとは、すべて廃棄されます

この膨大なゴミは、
発展途上国に捨てられます

この流れには、限界があります

私たちは、お金を出せば・・・
良いと考えているかもしれません

努力してお金を手にしたのだから
当然と、考えるかもしれません

私たちに 欠けているのは
単純に 人を思いやる心です


先進国から捨てられた廃棄物
それを拾い 役立てる人々はいます

それが 貧しいとか・・・
遅れているとか・・・
そうでは ありません

彼らは、生きることへ
何を守り、何を優先すべきか
その選択が、違うだけです

廃棄物は開発途上国へ、いま考える時です


SDGsは、企業にも要求されますが
一番大切なのは・・・
消費者が 変わることです

それが 企業の暴走を止める方法です

自然の原料にも限界があり
水の循環を良くすることが基盤です

オガニックコットンの栽培へ
切り替える企業もありまが
その労力を知る必要があります

地球上それぞれの地域に
独自の布地と、衣服作りがあります

消費者は、時代おくれと言いますが
なぜ、その地域で育まれたのか
それを知ることは大切です

ウールは、昔から動物福祉問題と
食肉産業の副産物と言われました

羊は木の苗も食べてしまうので
邪魔と言われる地域もあります

新型コロナウィルス蔓延により
世界のウール価格は急落し
多くの農村は羊毛を廃棄しました

世の中、技術革新が正しいと・・・
バイオテキスタイルも誕生します

研究室で誕生したテキスタイルは
すべてに 優しいと言われますが

新たな開発は ビジネス要素が高く
すべて 秘密のレシピとなります

人間にとって 何が大切か・・・
消費大国は、それを考えるべきです

消費者が SDGsを育む時です


バングラディシュで・・・
あんたの贅沢は、誰のおかげだよ
と言われたことがあります

この言葉に
どんな想いが込められていたか
考え続けたことがあります

カンボジア、ミャンマー、
バングラディシュは 既製服の
供給が経済の大部分を占める国です

そのファッション産業は
減産をする方向へ向かいますが
雇用喪失を避けなければなりません

私が1枚生産に拘る理由は
ASEANの雇用を創り出せるからです

そりゃ、夢みたいな話だ
と言われますが、私は真剣です

モノ創りが変わることで
次代へ 新たな道がつながります


私は、ミャンマーの生活で
毎朝、兄やん水持ったと・・・
いつも、言われていましたが

いまでも、その声は聞こえます

毎朝、水筒に水を入れ
持ったよ・・と、つぶやきます

水筒は、24時間手元におき
その水は、心の薬になっています

私にとって
サスティナブルファッションは
生き方であり、こころざしです


あのストリートチルドレンが
目を輝かせ、話してくれたこと
私は、いまでも 同じ気持ちです

勇気ある事業家に出逢うと
あの時のストリートチルドレン??

あの子供たちなら、有り得る
・・・ と、思えます

子供たちが
夢を抱ける 世の中にする
それは、私たちの責任です
2024年3月20日  桜月 水谷勝範

水は 心の薬になります


追伸 
毎月1回の投稿が
みんなに会える時・・・
そんな気持ちになります

みんなの優しさへ
いつも感謝の気持ちで
いっぱいです・・・

みんな いろんな生き方が
あって良いと思います

好きなことを 貫くことは
苦しいかもしれませんが

そんな時は 心を切り替え
客観的に 自分をみることです

そこに小さな気づきがあります

私は、むずかしく考えない
それを徹底しています

人間は、結果を待たず
勝手に 不安を膨らませます

結果を見てから
判断しましょうと・・・
いつも 自分に 語りかけます

人生は、その繰り返しですが
大切なのは・・・
楽しむ 心を育むことです

皆さまが、たくさんの笑顔と
向き合えますように・・・
ありがとうございます合掌

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with 日本経済新聞

Webからファッションを創る、それが私たちのプロジェクトです。服作りとはいえ、私たちが大切にしていることは、お互い共存し成長できる社会になることです。皆さまとの出会いを愉しみにしております。水谷勝範