水谷健吾

小説家/脚本家/YouTuber/「食糧人類」原案/決定版「小説生計を立てるまで」ht…

水谷健吾

小説家/脚本家/YouTuber/「食糧人類」原案/決定版「小説生計を立てるまで」https://note.mu/mizutanikeng/n/ndc9e8df2faf1

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    水谷を原作とし、作画をつけてもらった作品のマガジンです。 引き続き、作画募集中です。ツイッターのDM、noteのコメントでご連絡ください。

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水谷健吾のプロフィール

経歴1990年11月9日生まれ。愛知県出身。作家・脚本家・漫画原案 ●漫画『食糧人類』原案 ●小説・ノベルアプリ「comico」「TELLER」「PEEP」様にて掲載。 ●映像作品・劇団テレワーク『けたくまデスゲーム』(脚本) ●舞台関係 ・2019年『捏造タイムスリップ』脚本 ・2019年『マイナス1回目のプロポーズ』脚本 ・2019年『幽霊が見えない部屋』脚本 ・2019年『不幸な結末』脚本・演出 ・2019年『ソウル・ザ・ペアレンツ』脚本・演出 ・2020

    • 作家にとって必要な、精神安定剤の話

      水谷です。作家、脚本家をしています。先週、体調を崩してしまいまして39.9という人生で最高体温を叩き出していました。2回病院に行って、2回鼻から長い棒を突っ込まれ、結果的にコロナでもインフルでもありませんでした。 んで、ようやく体調も戻り、さあ6月の舞台脚本を書こうかしらと思っていたのですが、これがもう、全く進まない。なぜだ。風邪で丸1週間なにもしていなかったせいなのか。いや、そういえば去年末から再演だったり、演出だったりが中心で新作らしい新作を書いていなかった。 いずれ

      • いつかあなたは教育の仕事をする、と言われた日

        英語の参考書を出版することになりました。タイトルは「イミコワ英語」。 「意味がわかると怖い話」で中学英語の基礎文法を学べる参考書となっています。 まさか自分が教育の本を出すとは。人生とはわからないものです。同時にふと、昔のことを思い出しました。西武新宿線沿線に住んでいた学生時代のことを。 ※  だし巻き卵の美味い、小さな焼き鳥屋でした。向かいには同じ塾講師をしている同僚が座っていて、わずかに残ったビールジョッキを手に持っています。ずいふんと呂律が回らなくなっていたので

        • 帰省に伴う過去と未来(日記)

          忘備録のようやメモのような雑記 ◯年末の恒例行事 ・年末になると今年1年の仕事をまとめるのが恒例(前回のnoteがそれ) ・一年の振り返りを書くついでに、前回の振り返りも読み直したりしている ・見返すと「この時ってこんなこと考えていたなぁー」「プライベートでこんなことがあったなぁ」とか思い出してけっこう良い ◯写真フォルダを見返す ・今年は写真フォルダも見返してみた ・スクショした写真を思い出すのも良い ◯未来に想いを馳せる恒例行事を追加 ・数年前、母校のある最寄

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        記事

          2023年の振り返り

          今年もお世話になりました。恒例の(恒例なんです)今年の振り返りを。 2022年の振り返り 舞台「新宿コントレックス」コントライブ「新宿コントレックス」に参加し、短編「クロスワード」を上演しました。もともと主催団体であるアガリスクエンターテイメントさんに憧れてコメディの舞台を書き始めたので、本当に夢のような時間でした。 同時に、演出家としてもっともっとこだわらねばと自覚するきっかけになりました。 その時の映像はこちら。 超・妄想コンテスト受賞短編小説が受賞しました。ちょう

          2023年の振り返り

          お盆怪談「この話は一部フィクションです」

           水谷健吾です。ついさっきの出来事なんですけど、ちょっと、ぞくっとする場面に遭遇しまして、そのことについて書きたいと思います。  ことが起きたのは、東京から実家のある愛知へと向かう東海道新幹線の車内でして、そもそもから説明させてもらいますと、帰省するにあたって僕は新幹線の指定席を予約していました。ただ、出発時刻を勘違いしており、予約していた新幹線に乗れなかったんです。  そのことに気づいたのは東京駅に着いてからでして、慌てて駅の券売機に向かって今からでも乗れる新幹線を探した

          お盆怪談「この話は一部フィクションです」

          舞台『クロスワード』裏パンフ

          2022年4月20日〜24日に上演した『クロスワード』の裏パンフ(PDFデータ版)です。 『クロスワード』の登場人物たちの裏相関図と2種類のクロスワードパズルの答えが載っています。

          有料
          500

          舞台『クロスワード』裏パンフ

          舞台『クロスワード』上演台本

          2022年4月20日〜24日に上演した『クロスワード』の上演台本(PDFデータ版)となっています。

          有料
          1,500

          舞台『クロスワード』上演台本

          舞台『カメレオン』上演台本

          2023年6月15日〜18日に上演した『カメレオン』の上演台本(PDFデータ版)となっています。

          有料
          1,500

          舞台『カメレオン』上演台本

          2022年の振り返り

          2022年も大変お世話になりました。仕事が無事に納まったので今年の振り返り。 「2021年の振り返り」https://note.com/mizutanikeng/n/ncab44922e905 TikTok勝手に作っているだけだし、お金になっているわけでもないので「これ、仕事と呼べるのか?」って感じなんですが、本業の合間にせっせと作っていました。30〜60秒のショートショートな動画です 音声コンテンツ株式会社FUBI様の『イミコワ』に脚本を提供しました。耳で聴く意味が分

          2022年の振り返り

          2021年振り返り

          今年もお世話になりました。紅白を見ながら2021年の振り返りを。 2020年の振り返り https://note.com/mizutanikeng/n/n430ee2dc48e0 アディダスジャパン『充電ラン』 短編舞台『約束の場所』 3月公演で使うはずだった集中稽古場を使い、15分程度の舞台作品を作りました。3日間で役者たちとアイデア出しから脚本執筆、稽古、本番撮影まで行いました。 『食糧人類Re』連載開始 『食糧人類』の続編である『食糧人類 Re』の連載が始ま

          2021年振り返り

          短編小説「進言地」

          「私たちを助けた方が良いですよ」 大森さんがそう語るのを私は聞いていました。新潟県の北東部に位置する釜水市は新たに進言地に指定された地域で、大森さんはこの釜水市の65代目の町内会長さんにあたります。 私が釜水市を訪れることになったのは全くの偶然でした。このブログを読んでいる方はご存知だと思いますが、私の所属する学生団体『シンビオウシス』は主に地域に根付いたボランティア活動に勤しんでいます。 活動のほとんどは東京近郊での事前活動なのですが、先月に起きた釜水市での進災が大学

          短編小説「進言地」

          短編小説「マスクを忘れた」

          「マスクを忘れた」 そのことに気づいた瞬間、全身の血の気が一気に引いた。大学の講堂へ入っていく人々が、怪訝そうに私の顔を見ている。 背中を嫌な汗が伝い、頬が真っ赤になっていくのが自分でも分かった。 「どうしよう…」 完全にやってしまった。マスクが無いと会場に入ることさえできない。どこかで買えないだろうか。いやそんな簡単に売っているモノじゃない。 焦りと後悔で頭の中がパニックになる。 その時、 「お嬢さん」 誰かが私に声をかけてきた。 振り向いた先にはニコニコと笑うお婆さんが立

          短編小説「マスクを忘れた」

          2020年の振り返り

          2020年もお世話になりました。世界規模の疫病が流行る中、大きく体調を崩したり事故に遭うことなく、無事今年を終えることができそうです。 2019年は舞台脚本をひたすた書きました。自主公演や知り合い主催の公演など、自分ともともと関係のあった人たちと舞台を作りました。 一方、2020年は引き続き周りの仲間たちと舞台を作りつつも、外部からのお仕事が少しずつ増えていったような気がします。あとはコロナ禍ということでリモート系の作品にもいくつか関わりました。 NYにいったよ(19年

          2020年の振り返り

          『カメラを止めるな!』を観て、自分はみっともねえ奴隷だと知った話

          映画「カメラを止めるな」水谷健吾です。脚本家をしています。新型コロナウィルスによって大きな打撃を受けたエンタメ業界ですが、あれやこれやとオンラインで出来ることを探しています。 そんな中、映画『カメラを止めるな』のチームがリモート作品を製作したというニュースを目にしました。 「すごいな。俺も頑張っていかないとな」と思いながらも、ふと『カメラを止めるな』を観に行った時のことを思い出しました。確か、日本橋にあるTOHOシネマズです。2年近く昔の出来事に懐かしさを覚えながらも、ズ

          『カメラを止めるな!』を観て、自分はみっともねえ奴隷だと知った話

          モノローグ台本『観光地』

          はじめに男女どちらでも使用できますが、一人称と語尾は男性用となっています。 女性の場合は一人称を「私」にし、語尾を女性のものに変更してご使用ください。 PDFはこちらから 本文  近未来。宇宙人との交流が盛んになり、多くの宇宙人が地球に観光へと訪れていた。  舞台はスカイツリーの膝元にあるお土産屋さん。  店主(地球人)の元に観光客(宇宙人)がやってくる。 店主「あ、お姉さん。どうこれ、可愛いお姉さんに超似合うと思うよー?ほんと可愛いから!絶対可愛いから!(客、立

          モノローグ台本『観光地』