4月24日(水) 8時48分頃蠍座で満月を迎えます。

４月の満月 「ピンクームーン（Pink Moon／桃色月）」

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、様々につけていて、農事暦（The Old Farmer's Almanac）によると、アメリカでは４月の満月を「ピンクームーン（Pink Moon／桃色月）」と呼ぶようです。　　　　　　　　　　　　　

シバザクラのような鮮やかなピンク色の花が咲く頃という意味だそうで、実際に月がピンク色に見えるわけではないということです。

蠍座満月のホロスコープ

月☽は蠍座♏5ハウス 太陽☉は牡牛座♉11ハウスで満月ですので１８０度で向かい合っています。

月は内面や素の自分、感情、潜在意識などを表し、蠍座は、深く物事や心理などを追及するや、誰かと１対１の関係で深くつながる、一体化するという意味があるサインです。
太陽は牡牛座にあり、牡牛座は豊かさや所有、自身の肉体、五感を通して得た感覚を大事にするといった物質や現実的なことを表していて、太陽は外側の社会的な自分や人生の目的、魂の望む先を照らしている天体です。

月は５ハウスで趣味や遊び、自己表現など、楽しんで何かをやるという場所にあり、蠍座は自分が好きなこと興味のあることだけを追求したいというサインであり、どちらかというと自分だけで楽しむ傾向にあります。自分が好きなことを子供のように純粋に楽しみたいという思いが強くなる時となりますが、
太陽は１１ハウスで志を同じくする仲間のハウスで、枠にとらわれないで互いに尊重し合いつつ、同じ志をもって集まっている仲間の集団という意味合いがありますから、仲間に対して自分だけでやって楽しんでいたことを、少し公開したり、何かで発表するなど、軽く表現してみるといいタイミングかもしれません。

この月と太陽に対して８ハウス水瓶座♒冥王星♇が葛藤の角度をとっています。
水瓶座は物事を高い視座から俯瞰して客観的に見るサイン、冥王星は根本的変容、８ハウスにも変化変容などの意味もあります。
また冥王星は蠍座の支配星であり、8ハウスも蠍座のホームのハウスであるため蠍座的なエネルギーが強く大きな変容を促される時となりそうです。自分がただ好きでずっとやっていて普通だと思っていたことが、他者にとっては役立ったり違った価値を持つものであることを気づかされ、その価値観が大きく変化していくかもしれません。蠍座的には自分だけの楽しみとしておきたいというような執着もあるかもですが、実は奥深いところでは、変化を望んでもいてそのために不要な執着や恐れのようなものは手放すようなことになるのではと思います。そのための底力を意外と発揮できてそのことで大きく現実が変わっていくことになるのではないでしょうか。

太陽と同じ牡牛座には、拡大・発展と成功の木星♃と変革・刷新の天王星♅
もいてこの2つの天体はぴったりと並んでおり、かなり強烈なパワーを与えてくれているので仲間との中で現実的な成功や発展への変化を強力に後押ししてくれているように思います。

この満月では、これまで自分だけの楽しみとして一人だけで楽しんできた好きなこと興味のあることを、今までより視野を広げて仲間の中で楽しんでやることで、大きく価値観や現実を変えていき、広い意味での社会において成功発展の可能性を広げることができそうです。

満月はいつもそうですが、感謝と手放しの時、これまでの成果を受け取りもう不要になったもの（物、人間関係、情報等）は感謝して手放しましょう。
成果とは、これもいつものことですが、これまで自分が普通にやってきたことすべてが成果ですからまずは自分を労ってくださいね。

強力なエネルギーの流れる満月となるので、心身の変化などで感じておられる方もあると思いますが、水分を多めにしっかり摂り、ゆっくり休むようにしてください。

ご自愛精神を忘れないでくださいね。

長くなりましたが、ここまでお読みくださってありがとうございました🙏