3月25日16時頃天秤座で満月を迎えます。
半影月蝕を伴う満月なのですが、見ることは難しそうです。
そもそも半影月蝕は月に入る影があまり目立たず、注意深く観察しなければわからない程度であることと、今回は月蝕自体も月の出直後に終わってしまうため観察するには条件がよくないためです。

３月の満月 「ワーム厶ーン（Worm Moon／芋虫月）」

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、様々につけていて、農事暦（The Old Farmer's Almanac）によると、アメリカでは３月の満月を「ワーム厶ーン（Worm Moon／芋虫月）」と呼ぶようです。　　　　　　　　　　　　　

この時期、雪解けの地面に這い出してくるミミズや芋虫のはったあとにちなんで付けられたと言われています。

天秤座満月ホロスコープ

月☽は天秤座♎１ハウス、太陽☉は牡羊座♈７ハウスにあり満月なので１８０度で向かい合っています。

月天秤座は”他者”を意識しており、牡羊座は”自分”に強くフォーカスしているのですが、月がある１ハウスは他に対して自分を出していくところで元々牡羊座のホームのハウス、対して太陽のある７ハウスは対人関係を表すところで元々天秤座のホームのハウスになり、お互いのホームが入れ替わったような形となっています。
が、今回は7ハウスには牡羊座の太陽以外にも魚座♓の土星♄、金星♀、海王星♆とたくさん星が集まっていて、天秤座のテーマも色濃く出ているようです。
また、ホロスコープの右側に星が多くこのことも他者との関係性を強く意識しています。
ただ月だけが左側にあり、左側は自己を意味し、本来は客観的な天秤座の月も客観的視点を忘れてやりたいことや興味のあることに突き進んだり、自己を主張しやすくなるタイミングとなるかもしれません。

この緊張感のある満月を今回は
水瓶座♒の冥王星♇が調停してくれています。
水瓶座の冥王星はとても高い視座から俯瞰的に物事をみて、自己と他者も含んだ大きな集合意識的な観点から月と太陽を上手く融合させてくれています。
天秤座の月は1ハウスという自分自身のアイデンティティを確立し自分を打ち出していくハウスであっても、高い視座から広い客観性を持って考慮しながら、自分自身の価値観を大事にして自分らしい生き方を貫いていくという両方の視点、主観と客観のバランスを取りながらうまく統合していけるでしょう。

また月の度数から、自分の夢が実現しやすいタイミングでもあり、この満月では人との関係の中で実現しやすいため、誰かに伝えてみたり、誰かと一緒に夢のために動いてみると願望実現しやすいのではないかと思います。

今回は内面やプライベートでの変容・生まれ変わりを意味する月蝕を伴う特別な満月です。
満月はいつも手放しの時ですが今回の月蝕では特にあまり自覚してないけれども過去に執着してきたものを手放す時となるようです。
そのような事が促された時には、愛着はあるかもしれないですが、もう必要ないものは感謝して手放していきましょう。

またこちらもいつもお伝えしていますが、満月は満ちる時なので一旦これまでの成果を認めて受け取る時です。今までやってきた事自体すべて成果ですから、ご活躍様だったあなたをしっかり認めて労いましょう。

ご自愛精神は忘れずに🫶

長くなりましたが
ここまでお読みくださり
ありがとうございました😊