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「英語初心者が海外ビジネスで活躍できるようになれる健吾式英語トレーニング法。これでできなきゃあきらめよ!」

まずは、この動画をみて欲しい。流暢さと表現力はビジネス英語としては使えるのが理解いただけると思う。それでもやっぱり毎回完璧に話せていることはなくて、時制や複数/単数を間違えたり、繰り返し表現を使ってしまったりなど反省する箇所が目につくことは言わずもがなではある。

私自身は、海外の高校・大学を卒業している訳でなく、それぞれの時代に夏休みを活用した数ヶ月の短期留学経験はあるものの、基本的に国内にいながら英語力を伸ばしてきた人間である。

振り返ると、英語という言語に触れて基礎的な学習を開始してからおよそ25年近くが経過している。なぜ英語を勉強したのか、その理由は「世界をまたにかけてビジネスをしたかった」「世界にインパクトを与えるような、まだ誰も見つけていない何かを見つけ、それをクロスボーダーで販売したい」というボンヤリとしたイメージを学生時代から持っていたからである。
これはおそらく、幼少期の海外旅行の影響が大いにあると思う。小学校時代に父親の仕事の関係でハワイに数回訪問し滞在していたことから、日本語とは異なる言語が存在していると感じていたことを覚えている。とはいえ当時はそれこそ挨拶くらいしか出来なかったのはここだけの話。

その後、謂わゆる学校教育にて私の英語学習がスタートした。
言語習得に必要な時間の目安は1万時間と言われている。私の場合は英語初級から中上級に至る段階でこのおおよその時間は突破したと言えるだろう。
何をしたかと言えば下記の通りである。
・学校の勉強における基礎英語力の習得
・短期留学
・NHKラジオ英会話での「インプット」
・英会話スクールでの「アウトプット」
・社会人になって仕事で活用する「実践」

実践の場にて更にビジネス英語を習得しつつ、学習も継続して現在に至る。これまでの長い道のりにおいて「英語は私の人生の一部」そう思って英語に触れてきたと言っても過言ではない。

もちろん今日までに辞めようと思ったことや苦しかった経験、そして伸び悩んだ期間があるのは当然である。だからこそ本編では、その経験を活かし、「英語初級者が上級者へ昇っていくために必要なレベル別の学習法とそれぞれの期間」について、いかに成果につながるように進めていけるかという観点を含めて整理して伝授したいと考えている。

読者の皆さんが、これから費やすであろう時間を「わかったつもり」で終わらせて欲しくないと同時に、結果的に機会損失をして欲しくないと勝手ながらに切に思うが故である。

なお本編は、あくまでも私のこれまでの英語学習経験を元にした私見であり、これだけやっていれば確実に上級者になれることを保証するものではない。

そして読み進めてもらう前にこの台詞をお届けする。
「English is the window to the Future but there's no magic recipe」
そう、「涙無くして簡単に」「シャワーを浴びるように聞くだけで」なんて魔法の世界ではない。長く辛い道のりの始まりかもしれないけど、その先の未来は絶対楽しさで溢れている。未来の自分に希望を馳せて読み進めてもらえれば幸いだ。

 目次
①はじめに
1)目的をはっきりさせよう
2)遠回りしないためには
②初心者編
③初級者編
④中級者から上級者編
⑤最後に

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