鈴木 健吾

デジタルマーケティング、海外事業支援の会社を経営。東南アジアの入り口にマレーシアをハブ…

鈴木 健吾

デジタルマーケティング、海外事業支援の会社を経営。東南アジアの入り口にマレーシアをハブ拠点とする「バーチャル駐在所サービス」を展開中。現在はマレーシア・クアラルンプール在住。マレーシアについては→https://www.linkedin.com/in/kengo-suzuki/

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意外とスルーされるマレーシア!?

2022年から東南アジアに事業を広げる検討をされているお客様との会話や問い合わせ対応中にでてくるワード。それは大体においてシンガポール、人口、インドネシア、経済成長、DXみたいなところで「いや〜マレーシアは正直あまり知らなかった、選択肢になかったわ」という生な声を聞くたびに、またなのか…そしてなんとかせねばという思いに。。(苦笑) とはいえ、これはある程度仕方がないことで、マレーシアときいてBtoBで思い浮かぶことといえば、パームオイルや天然ガスなどの資源関係と、製造業や卸

    • はじめの一歩を踏み外してない?

      こんにちは、@kenyon_suzukiです。

 突然ですが、海外展開について、皆さんは何から手をつけていますか?
 一般的には目的の明確化やリサーチ・現地視察を踏まえて実行ということを耳にするかと思いますが….
 弊社ではそんなことはまず話しません。 
その前に下記についてを整理させてもらっています。
 1.覚悟(コミットメント) 
2.言語力(コミュニケーション力) 3.頼れるパートナー・支援者(水先案内人) 
 4.目利き力(人材登用) 
その理由は、”あ

      • リアルに触れずして進まない海外ビジネス

        
7月も既に半分が終了しましたね。
さて、来月からスタートする「あいち・なごや海外連携促進事プログラムBEYOND」という日本企業における海外企業との協業を前提とした海外市場への進出を加速するプログラムがありまして、あいち県企業さんの支援に携わっております。 実は私個人としては2年連続で事業メンタリング役を拝命したのですが、今年はプログラムの運営も努めさせていただいております。
まさに今週、プログラムの説明会実施や申し込みに興味のある企業との面会を続けている最中なのですが、

        • 「知ってるつもり...の罠」

          最近、おかげさまでマレーシアを入り口として東南アジアへの事業拡大を計画する
日本のお客様から、弊社を「バーチャル拠点」としてサポートさせて頂く機会が増えてきました。 さらに、パートナーシップの提携についてオファーが増えてきたのですが、その際の違和感についてを今回は纏めます。
 結論から言うと、提携希望と見せかけて実は情報だけを聞き出したい、という人達も少なくないことが横行している、ということです。

それならば最初から目的を伝えていただければ、きちんとコンサルテーションで対

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        • コロナにおけるコンサル分析
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          マレーシアのデジタル庁

          当地活動の更新が2週間ぶりとなりましたが今週の話題を一つお届けします。日本でもようやくデジタル庁の発足がニュースになっていますが、マレーシアにはMDEC(Malaysia Digital Economy Corporation)という1996年に設立された政府機関があります。文字通り、デジタライゼーション(Digitalization)を推し進め、新しい事業機会を国として創り、ひいては新たな産業と人材を育成していくことを推し進めている機関です。 彼らは日本企業のマレーシア、

          マレーシアのデジタル庁

          「そもそも誰が購入するのか」

          今週は、日本の某大企業さん(以下A社)からのプロジェクトのお話を纏めます。
ウェルネス業界に属する同社はその特定領域では東南アジアでもネームブランドのある企業で、今回は自社のE-commerceプラットフォームをシンガポール・マレーシアで立ち上げたい、とのお話でした。 参考までにE-commerceの流通成長率をに載せておくと東南アジア全体(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)では、2015年の$5.5Bから2020年には$60.2Bとなりま

          「そもそも誰が購入するのか」

          「誰と話すかによって見える景色が変わってくる」

          今週は、弊社の日本顧客の東南アジアビジネス立ち上げ支援に向けた準備に時間を割いた1週間でした。 日本顧客の属性はいわゆるソフトウエアテクノロジー企業です。具体的にいうと企業のデータを盗もうとするハッキングに対して防御措置を行う革新的なセキュリティ技術を有する企業になります。 私が居住するクアラルンプールにおいても、日本と同様携帯キャリアの通信網や5Gへの移行初期を迎え、クラウド、AI、Iot、ロボティクスなどといった身の回りの全てがインターネットに接続することで生まれる情報

          「誰と話すかによって見える景色が変わってくる」

          「英語初心者が海外ビジネスで活躍できるようになれる健吾式英語トレーニング法。これでできなきゃあきらめよ!」

          まずは、この動画をみて欲しい。流暢さと表現力はビジネス英語としては使えるのが理解いただけると思う。それでもやっぱり毎回完璧に話せていることはなくて、時制や複数/単数を間違えたり、繰り返し表現を使ってしまったりなど反省する箇所が目につくことは言わずもがなではある。 私自身は、海外の高校・大学を卒業している訳でなく、それぞれの時代に夏休みを活用した数ヶ月の短期留学経験はあるものの、基本的に国内にいながら英語力を伸ばしてきた人間である。 振り返ると、英語という言語に触れて基礎的

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          Safari Tour in Tanzania

          昨年11月に5日間で参加したタンザニア🇹🇿サファリツアーは、これまで経験してきた45カ国以上の渡航の中でも指折りの記憶となった。 訪れたのは、以下4つの国立公園。 ・Tarangire National Park ・Lake Manyara ・Serengeti National Park ・NgoroNgoro conversation area このツアーには、専属のガイド兼ドライバーとシェフが帯同(どのツアーも基本同じ)しランドクルーザーでの移動とテントに寝泊

          Safari Tour in Tanzania

          ParisのRAMENは「こだわりラーメン」で

          昨年後半、日本を3ヶ月離れていた中で、唯一RAMENを食べたのが、パリ6区の オデオンギャラリー街にある「こだわりラーメン」。 フランス人オーナーが日本のラーメンに魅せられ「こだわり」という日本語を店名にしたということ。 まず一歩店の中に入ったら、店員が「いらっしゃいませい〜!」と威勢の良い挨拶で迎えてくれ、まるで新橋にあるようなサラリーマン御用達の赤提灯居酒屋空間がそのまま再現されている。なんでもフランス映画界で活躍する美術家に依頼し作り込んだのだとか。パリに居るのにも関

          ParisのRAMENは「こだわりラーメン」で

          Dubaiサウナでの出会いがNairobiに通ず

          昨年80日間のEMEA(Europe, the Middle East and Africa)周遊における ハイライトの一つが、ケニア、ナイロビへの訪問。 上の写真⇧、赤いセーターの女性(仮名Aさん)のナイロビ郊外の自宅に招かれた訳だが、それが2018年の11月中旬。 その彼女とは、なんと10月に滞在していたドバイのホテルで出会っていたのである!しかも私の嫁がホテルでサウナを楽しむ中、同じくサウナに入ってきたAさんと裸の付き合いで意気投合。 「来月ナイロビに行くのよ〜」「あら

          Dubaiサウナでの出会いがNairobiに通ず

          Jerusalem旧市街を上からどーぞ

          イスラエル訪問のハイライトとして外せないのがJerusalemエルサレム。世界三代宗教の聖地であることで有名ですが、以外にも知られてないの「RampersWalk」というエルサレム旧市街を、その城壁の上から見下ろしながら楽しむコース。 エルサレムの城壁は、過去の統治勢力によって壊されては再建されてきた歴史がありますが、現存している城壁は、オスマントルコ帝国の皇帝スレイマン1世により1538年に建造されたものなんです。 城壁自体もすばらしい歴史的建造物ですが、城壁上の細い通路

          Jerusalem旧市街を上からどーぞ

          死海を望む天空の巨大遺跡マサダ

          ドバイを後にし、次に訪れたのはイスラエル。今回の訪問で外せないのが、世界文化遺産の「マサダ」。 イスラエル東部に位置し、死海の西側の切り立った山頂にそびえるマサダは、ヘブライ語で「要塞」を意味し、約2000前にローマ軍に追い詰められたユダヤ民族が建立した最後の砦。 紀元70年のユダヤ戦争でイエスが予言したとおりエルサレムが陥落し崩壊した後、ここに約1000人のユダヤ人が3年半にわたり籠城し、王宮まで建設するほどでしたが、最後は集団自決しました。キリストの十字架刑から約40年

          死海を望む天空の巨大遺跡マサダ

          Air Quality (砂塵対策)

          ドバイ最後の振返りは現地の空気について。 ドバイのダウンタウンエリアには沢山の高層ビルが連立していて、 街の周辺が砂漠地帯である事を忘れがちになりますが、間違いなく砂漠です。 窓をあけると砂塵が舞い込んで来るし、ちょっとした空き地は、当然砂漠です。 私自身が元々アレルギー体質ということもあって、 最初の二日間くらいは花粉や、東南アジア特有のヘイズ(大規模な野焼きや森林火災により生じた煙や排気ガス等の微粒子 が原因となって起こる大気汚染)の様な体の症状が出て、喉の痛みに襲わ

          Air Quality (砂塵対策)

          Desert Safari

          ドバイの振返2回目の今回は、定番アクティビティと言える、デザートサファリ現地ツアーについて。 砂丘エリアは、ドバイ 中心地から車で約1時間。夕焼け鑑賞と夕食を含んで約6時間のツアーは、15時半頃ホテルにピックアップに来てくれ(時間に非常に正確)夕陽が綺麗に色付き始める16時半には砂丘入り口に到着。 そこで待ち構えていたのが、4WD車での豪快なドライブ! 360°見渡す限り広がる美しいとサンドベージュの世界と そこを照らす黄金の夕陽の中、ジェットコースターのごとく猛スピード

          Desert Safari

          ドバイは規格外がお好き!?

          「地球一周ちょっとの旅」の振返り3回目はドバイ。 ドバイといえば、864mと世界一の高さを誇る『ブルジュ・ハリファ』がおなじみですが、それ以外にも想像を遥かに超えるスケールのものがたくさん。 まずはショッピングモールでも行ってみるか〜的な ノリで向かった嫁を追いかけ、ドバイモールへ。。 で、着いたはいいけど、愕然。。。 やはりここも規格外、モール内マップを見ると想像以上の大きさ! 待ちあわせのフードコートが見当らない、辿り着かない!!!!(汗) それもそのはず、東京ドー

          ドバイは規格外がお好き!?