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おいしいものに釣られて行った散歩

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

今日は久しぶりに外食をした話をします。どんな話が待ち受けているのでしょうか。さあ、はじまりはまじまり。。。

泣き出しそうな空

ある日、朝からどんよりとした空で「大丈夫かなあ」と空を見上げるおかん。この日は母と散歩に出かける予定でした。すっかり歩かなくなった高齢の母を連れて一緒に外食しようと計画を立てていたのです。母もおかんもお寿司が大好きです。駅の反対側に回転ずしがあるので、そこを目指そうというわけです。でも空は今にも泣きだしそう。心配しながら様子をうかがっていると、午後から陽射しが出てきて「これなら行ける」と出発しました。

後ろを振り返り、振り返り、ゆっくり歩く母を確認しながらお店に向かったのでした。

さすがだね

さすが有名回転すしチェーンだけあって、入り口ではロボットくんがお出迎え。予約してあった席の番号を発券機から受け取りボックス席を目指します。「あった、ここだよ」と母を手招きして座ります。「えーと、まず何をしたらいいんだ」と座席の周りを見回します。タッチパネル、お茶のコップ、箸、そして醤油が目に入りました。「まず、手を拭こう」ということで、お手拭きを探すと、運ばれてくるレーンの上にカゴが。「これだな」と手を伸ばし、お手拭きを取り出しました。「次はお茶だ」とお茶の小さな缶から粉をコップに入れ、お湯を注ぎました。

加速度

今度はいよいよ、注文です。タッチパネルを持ち、向かいの席に座っている母の隣へ。「何にする?マグロがいいよね」母はマグロが大好きなので、握りの項目をタッチして探します。「あった、これにする?」と握り三種盛りを注文。「大間の本マグロもあるよ」と今度は母にタッチを促します。「サーモンも食べる?」とタッチ。タッチタッチのご注文で、テーブルの上は運ばれたお皿でいっぱいに。母とおかんは、皿の上の握りを消化すべく次々と口の中へ。途中、母へのお茶のおかわりも作り、「ビール飲んじゃおうかなあ」とグラスビールを注文。母を見ると、うっすらと顔に汗が。「顔に汗かいているよ」とテッシュペーパーを取り出し母に渡します。せっかく来たのだからとまた、パネルを取り出し「えんがわも食べる?」「そうだ忘れてた。イカが好きだったんだ」「カキフライ軍艦巻きもあるよ」と加速された注文。またまたテーブルはお皿でいっぱいになっていったのでした。

まるで早食い競争のように、皿の上の握りを食していった二人。さすがに母はペースが落ち、ギブアップ状態に。残った皿の上の握りはおかんのお腹に入れられていったのでした。

最後のとどめ

ここで終宴と思いきや、何を思ったかおかんは、またまたパネルを取り出し「デザート食べる?」と母に最後の通達をすると、まさかのイエス。それではおかんもと、カリカリポテトを注文したのでした。こうして二人は満腹のお腹を抱えて再び家路に向かったのでした。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃


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