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しぼりたて牛乳vsヤクルト

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらも作品を届けたいと思っています😄

今日はおかんが小学生の頃、何より楽しみにしていたイベント「夏休みにおばあちゃんの家に泊まりに行く」でのエピソードを書きたいと思います。

急行列車の窓風を受けながら

それは小学生だったおかんにとっては、一年のうちで最大のハレの出来事で、夏休みが近づく7月に入ると、わくわくしながら、その日を待っていました。その日とは、田舎のおばあちゃんの家に泊まりに行く日です。1学期の終業式の次の日には、上野駅から出る、始発の急行列車の自由席に座るために、並んで確保します。そして兄と2人、向かい合わせに座るのです。窓から吹きつける風が頬にあたり心地良く感じます。冷房車などはなかった頃の話です。でも、そんな旅が大好きでした。母が上野駅まで見送ってくれました。目指すのは、山形駅です。おばあちゃんが山形駅まで迎えに来てくれました。そして、1か月ほど兄と2人でお世話になっていました😃

しぼりたて牛乳


そんなおばあちゃんの家で忘れられない思い出があります。ある日、おばあちゃんはおかんを連れて近所のあるお宅に向かいました。そこは歩いて10分くらいの所にあり、普通の家でした。ところがその家の裏には、牛舎があり、牛が2頭飼われていたのです。おばあちゃんはその家の人と、何か話していました。そして、その翌朝から、その牛から採った、しぼりたての牛乳が瓶に入って配達されるようになったのでした😄

おばあちゃんのヤクルト

おばあちゃんは自分ではその牛乳を頼んでいませんでした。代わりにヤクルトを配達してもらっていました。玄関には、しぼりたて牛乳が入った2本の牛乳瓶とヤクルトが靴箱の上に置かれていました。牛乳二本は兄とおかんの分で、兄は「ゴクゴク」と一気飲み。おかんもと言いたいところですが、このフレッシュな牛乳が実は、大の苦手でして、コクがあるというのか、生々しいというのか、とにかく飲めなかったのです。それよりも「ヤクルト」が美味しそうで、羨ましかったのです😶

その当時、母の弟、おじが大学生でおばあちゃんの家の住人だったので、代わりに飲んでもらっていました。おばあちゃんがこのことを知っていたかは謎です。でも時々ヤクルトを飲ませてもらっていたので、知っていたのでしょう。でも、おばあちゃんにしたら、孫に栄養を付けさせようと、せっかく配達を頼みに行ってくれたのに、残念だったことでしょうね😅

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