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カバーカーライフ Mj7月号 より

徳島市・競輪選手
住村 実さん(46)

H17年式 トヨタ ハイエース
[ 所有歴:5年4カ月]

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「競輪の遠征先で家族と合流してみんなでキャンプを楽しんだり」

“コロナ禍”が転機 家族と楽しむための一台に

 日本が誇るビッグサイズ1BOXカー、トヨタ・ハイエース。その傍にはハイエースにも負けない迫力たっぷりムキムキボディの住村実さん(46)。それもそのはず、住村さんは競輪キャリア24年目のベテラン選手なのである。
 商用車のイメージが強いハイエースだが、その圧倒的なユーティリティスペースの広さもあってユーザーによって使う用途は様々。住村さんの場合はアウトドア仕様にカスタマイズされ、家族で存分にレジャーを満喫しているようだ。
「嫁さんのおじさんが車椅子生活をしていて、もともとは介護車両として使っていたんです。おじさんは亡くなってしまったんですけど、リフトは趣味のバイクの積み下ろしにも使えるし、家族でもアウトドアを楽しみたくて、そのままキャンピング仕様に変えようと思ったんです」
 転機は“コロナ禍”だったという。
「コロナ禍になったとき、子どもを人が多いところで遊ばせられないという感じになったので、みんなでキャンプでもしようかと」
 本格的なアウトドアのキャリアは決して長くはないが、住村さんの趣味魂は一気に加速。広い車内は膨れ上がるほどに揃えたアウトドア用品がぎっしり詰めるように自作でカスタマイズを施した。
「ホームセンターでイレクターパイプも揃うし、それを接着して設置しただけの棚なんですけどね。ハイエースってやっぱり上がデッドスペースになってしまうんですけど、棚を作って2段、3段にしていけばデッドスペースも埋めることができる。ここまでやると荷物は大体何でも載りますね」
 車内だけでなく、外装も自分でカスタマイズ。元々は白色だったボディカラーはアウトドアテイストたっぷりの渋いオリーブグリーンに塗り替えられている。塗装も“自前”でおこなったものだ。
「ハケやローラーで塗れて、下手くそが塗ってもムラにならない塗料があるんです。子どもらと一緒にお絵描き感覚で塗りました」
 時には競輪のレースで地方遠征にこのハイエースで行き、「レースの最終日に合わせて現地で家族と合流してキャンプを楽しんだりしています」とまさにフル活用。「子どものためにと言いながら、親の方が楽しんでいたりするんですけどね」と、いつまでも子ども心を忘れず、無邪気にカーライフを満喫しているところも微笑ましい。

元々は白色のボディカラーだったが、家族と後輩選手の協力もあって自前塗装を敢行。「この色が自衛隊のクルマの色に一番近かったので」と色にもこだわった。
ハイルーフ仕様のハイエースの車内を無駄なく活用するため、ホームセンターで調達したイレクターパイプを組み、デッドスペースも余すところなくびっしりアウトドア用品で埋め尽くされている。

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