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英語学習者でフリーランスデザイナー、初めてのアメリカとFigma Config 2020で個人的に奮闘した話 - 1日目 パスポート一時没収編

「Config 2020 - you're going!」。
この記事は、フリーランスデザイナーが初めての海外カンファレンス、Figma Configに参加した際の個人的な奮闘の記録です。

1日目、機内と入国審査でのパスポート没収を綴っています。

ーーー旅程

・1日目/ 2月5日(水) ー 機内・サンフランシスコ着。入国審査でパスポート一時没収
・2日目/ 2月6日(木) ー Figma Config この旅行で一番悔しい体験をする
・3日目 / 2月7日(金) ー SF MOMA / ブランディングセミナー
・4日目 / 2月8日(土) ー テンダーロインに足を踏み入れる/ SF MOMA・ヤーバ・ブエナ芸術センター / チャイニーズパレード
・5日目 / 2月9日(日) ー  帰国準備・空港へ
・6日目 / 2月11日(月)ー  帰国

・ 離陸前・機内

前日準備がかかりすぎ3時間睡眠になってしまうものの、離陸3時間ほど前に羽田国際線ターミナルに到着。
時期もあり、行き交う人全員がマスク着用。とても珍しい光景だ。
両替・Wifiルーターを受け取り、スーツケースを預け、保安検査場へ。
保安検査は、上着を脱ぎ、ポケットの中身を出し、パソコンを別に取り出す位で特に面倒はなかった。ジンジャーマン風のポーズを取らされ、大きな什器の前で撮影。
次は出国審査。謎なくらい近未来な什器が置かれていて、これで審査できるらしい。この旅行で一番サイバー感を感じる。無事終え、飛行機に搭乗した。

が、3時間睡眠だからか、座席が真ん中で身動きが取れず、揺れたせいか、足もだるく、夕食のチキンカレーを美味しく食べたら気持ち悪くなってしまう。
席の液晶モニターの動きもおかしい。私とシンクロしてバグりだしてる。

乗務員の人にモニターの再起動をお願いしたら、真っ暗になってしまった。
飛行機が揺れたせいかもしれないが、行きはほとんど客室乗務員の人が通路を通らない。モニター復旧を諦めて、気分も悪いので眠りについてしまった。

ほどなくして、隣席の外国人女子が私を起こしてきて、関税申告書をくれた。この日の乗務員の人は少し慌ただしく、彼女の飲み物のオーダーの取り忘れとかが多かったので、呼び止めたりしていたので接点があったからかも。感謝!
初めて使う英語はここで。「Thank you!(それだけか!!!)」と言って書類をもらった。

でも、書き方がわからない。ラベルは日本語だけど、英語で書くんだっけ?と奮闘し、何とか書き終えた。
(壊れて写らないモニターに見本が!!!)

朝食はまたチキン。2食チキンは想定外。飛行機酔いもあり、チキンを受け付けない。基本、出されてものは全部食べる主義なのだが、今回は難しく、サラダとゼリーとうどんだけ食べた。

・ SFO・入国審査でいきなり旅一番のトラブルに!

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無事SFO(サンフランシスコ国際空港)に着陸し、入国審査へ。
1時間ほど並び、飛行機酔いで気分の悪い私にはそこそこ応えた。

「Next!」と言われ、自分の番。そして、初めて英語を使う場。それが警察官…自然と緊張はピークに。時期的にも中国への渡航歴を聞かれるところからスタート。スピードが早く、理解できる部分とできない部分があり、挙動不審になる。

少しして、関税書類の不備に指摘が。よりによって、アメリカで一番厳しい肉類を持ってきてるかのチェック項目を失念。
実は、非常食に持ってきてたホエイプロテインが肉に含まれるかわからず回答を迷ってるうちに思ってるうちにつけ忘れてしまった。

ホエイプロテインが肉類なのかわからない的な話をしたものの、先方は「君は肉類を持ってきてるのか、YESかNOか」という話になってしまい、答えられず口ごもる(汗)

その結果、指紋を取った後、

(警察官)「OK、まずはここの通路を左に抜けて、荷物を取ってから奥のAというレーンにきてくれ。スーツケースをチェックする。パスポートは荷物検査が終わってから返す。」
と言われ、関税書類には大きく「A」と赤ペンで書かれてしまった。

そして、パスポート一時没収。私にはハードすぎる幕開けで、日本に帰りたくなった。
…と言っても日本は遥か向こう。しぶしぶスーツケースを持って指示のあったAへ。行く間際、連行されてく人も見てしまい、緊張が限界突破。
ただ、ここで日本航空で良かったなと思うことが。上記の内容、全く取り違えてる可能性が頭をよぎり、乗務員さんに日本語で聞いて確認ができたのは救いだった。(結果、意味を取り違えておらず安心)

レーンに行くと
(さっきの警察官)「Hey, XXX(私の名前)。彼と検査をしてくれ!」
(私)「(なぜHey!なぜ私の名前!?なんでそんな気軽なの!?私は気分が重いのに!緊張ほぐしでしょうか…) はい…」
というわけでこれまでの警察官は立ち去り、新しい警官の人が登場。

(新警察官)「どれどれ〜なんでひっかかったのー、おお肉類のチェック不足!?何持ってきたの?(用紙を裏返す)」
(私)「プロテイン。」
(新警察官)「成分は?」
(私)「ホエイ」
(新警察官)「え、それ、問題ないよ。」

(私)「…」
(新警察官)「…」

(新警察官)「OK、(指をさしながら)そこの自動ドアを出ればサンフランシスコだ、存分に楽しんでいってくれ!」
(私)「Thank you!(よかった、本当によかった。)」
と指さす方向に向かったら、
(新警察官)「ちょっと待て!なんで遠回りするんだ!すぐ目の前の道を行けばいいだろ!?」
(私)「…I see, thank you!!!(道があるなんて気付かなかったわ!緊張してて!ここ初めてだし!しかも警察官が5人もたむろってこっち見てる!絶対通りたくない!けど、素直に従う、近道教えてくれてありがとう!)」

緊張が一気に解け、ゲート出る前にパスポートしまっときたいと立ち止まったところ、
(新警察官2)「あなた、なぜここで止まってるの?」
(私)「パスポートしまってます」
(新警察官2)「ここに止まってはダメです、ゲート出てからやって!」
(私)「すいません(怒られっぱなし…)」
警察官の人は目を合わなかたんですが、私に声をかけつつ、荷物レーンの状態を監視してたんですね。余計なことをして申し訳なくなりました。

ゲートを出ると、SFOは天井が高く、天気もよかったので綺麗な光が出迎えてくれました。おー、やらかしを乗り越え、とうとう着いた!
(のちに、日本人でも入国できない人がいることを知るのですが、それはまた別の記事で。と考えると小さなトラブルかもしれないがラッキーだった。)

・初Uber!ホテルに向かう

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(↑Amazon Goで買ったチョコレート。多分日本非売品。)

さて、ホテルに向かうべく人生初Uber!
Uberは日本国内で色々問題が報じらており、不安だったものの、渡航前のFigmaの主催者のメールで、「私たちはUber/Lyftに頼っている(rely on)」と返信があったため、使えないとサンフランシスコでの行動が制限されると感じたので、HISの送迎オプションを使わずトライ。

SFOのUber専用乗り場は、国内線に比べ、国際線は比較的わかりやすい(これは別記事にします)。アプリを立ち上げ、今回は、Comfortというワンランク上のUberを選択すると5分かからずドライバーが到着。

乗車中少し英会話。Uberどう?儲かる?から、知っておきたかったサンフランシスコの渋滞状況等を教えてもらった。平日の通勤時やお昼時〜仕事帰りは激混みで、日曜日はあんまり混まないらしい。日曜帰るので、ラッキー。
この時の英会話も通じたり通じなかったり。ま、全部はさすがに通じない。

無事、ホテルに着いて、荷物を下ろしてもらいドライバーの人にお別れ。最後までお見送りしてもらう。ここでUberの好感度が上がり、使っても問題ない、という感触を得る。(ただ、最終日、軽いカルチャーショックを受けることに…)

ホテルのチェックインの英語も早く、一部わからなかったが、とりあえず部屋番号やクレカのデポジットは把握し、部屋に。着いた瞬間どっと疲れが。車で30分ほどかかる美術館に行きたかったが、取りやめ、とりあえず道慣れすべく散歩をすることに。

アップルユニオンスクエアに行き、Amazon GOに2店舗寄って夕食と明日の朝食を購入。
Amazon GOは飛行機酔いを引きずってしまったので、極力会話は避けたかったのもあって、特に初日は助かった。その後も、胃の調子が回復しなかったため、サラダやフルーツが多かったのもあり、結果かなりお世話になった。

散歩中、流しのタクシーに声をかけられるなどありましたが(※流しのタクシーはサンフランシスコはないです)、無事ホテルに帰着。
明日のConfigに備えます。


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