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不思議なおばあちゃんが教えてくれた、私の大切な言葉

私は以前、「 自分の想いを大切にしてこなかった 」ということに気づきました。ここでは、そんな私が "自分らしさ" を見つけるため、日常の中で感じたこと学んだことを綴っています。



不思議な出会いの始まり

2022年のある秋の日、私は初めて足を踏み入れたお好み焼き屋さんで、一人のおばあちゃんと出会いました。
何気ない会話から始まり、おばあちゃんから様々な話を聞かせてもらいました。


奇跡と不思議の話

おばあちゃんから聞いた話には、
拾ったお金に欲を出すと消えた話や、
飲食店などしたいとは思っていなかったが、偶然がいくつも重なりお店をした話、
自分の思ったことが鏡のように目の前に映し出されて現実を作っている、というお話
など、不思議なお話でした。
また学生の時に友人から「年をとった時に大病を患う」を予言され、本当にパーキンソン病になった。
というような人生の物語を色々と聞かせてもらいました。


ドーナツ屋さんの助言

特に印象に残っているのは、パーキンソン病になった時によく通っているドーナツ屋さんの人に言われた一言「 絶対、外に出ないとあかんよ 」という励ましの言葉があったということでした。
それがきっかけで人の目を気にして閉じこもりがちだったおばあちゃんは、体が不自由ながらも清掃の仕事を始めた、ということでした。


お金を払うことの喜び

話が盛り上がり、その後おばあちゃんが「一緒にこの後、デニーズでお茶してくれへん?」と誘ってもらい行くことに。
おばあちゃんは、私に気付かれないようにお好み焼き屋さんもデニーズも代金を支払ってくれていました。そして帰る時にお土産まで。
気づけば4時間ほどお話ししたのですが、
おばあちゃんのその優しさと、しきりに言っていた「 お金を払うことの喜び 」という言葉が、私の心に深く残りました。


想像する喜びとデザイン

その言葉にずっと引っかかるものを心の奥で感じていたのですが、
2023年に入りある時、ふっと言葉が心に浮かびました。
それは、

「 創造する喜び、伝えられる喜び、喜ばれる喜び 」

という言葉でした。

私の仕事はデザイナーとして、クライアントの夢や想いをカタチにすることなのですが、想像するということがとても好きです。
その過程で感じる喜びは、まさに私の原点であり生きがいです。

創造するということがとても好きです。
そしてそれは一人では成り立たず、他者がいてその人の反応を感じることが嬉しい。
そして、お客さんの情熱をカタチにしてそれを見て喜んでもらえた時が何よりも嬉しい。
私の根っこにある、原点のようなものを感じた瞬間でした。


最後に

今回の体験を経て感じたことは、
私がデザインを通じて人々に提供できる価値の大切さを改めて考えるきっかけになりました。
そして人生は予期せぬ出会いと体験があり、私にさまざまなことを教えてくれている、ということを今回おばあちゃんと出会い、気づくことができました。

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