今回は自分の失敗談を元に学んだフリーランスで音楽をやる上で自分の中でかなり大事にしていることをアウトプットします。

2013年にアメリカのプロデューサーBTのRemixコンテストに応募して入賞させて頂きました。

同時にダンスミュージックの最王手レーベルArmada Musicからのリリースを果たし
フリーランス駆け出しだった当時の自分は音楽家として一つの達成感と安心感を得た気分でした。
このリリースをキッカケにArmadaのA&Rとも連絡交換をして
よし、ガンガンリリースを重ねて行くぞ！って気分だったんですよ。

でも現実は全然そうは行かず、、
結局いくつもdemoを送ってもすべて断られ、気づいたら1年近く経ちそのA&Rとは疎遠になっていってしまい、完全に自分の実力不足が原因でデカいチャンスを逃してしまいました。

チャンスを逃した原因は明確で
・安定的な曲のクオリティー
・スピード感
・独創的なユニークさ
・リリースを決めたという慢心

当時の自分は認められた感が尾を引いて、同じ様な曲ばっかり作って
トレンドを追ったり新しいインプットをしたりすることをやめてしまっていました。いわゆる天狗ってやつです。内容と自分の実力が伴っていなかったんです。
チャンスを逃した時は本当に凹みましたし、demoが断られる度にメンタルを折られる感覚でしたが今となっては自分の音楽フリーランス業で一番大切なことを学んだ良いキッカケでした。

チャンスというのは様々で突然やってきます、しかもいきなり凄いスピードで。
その時に100％とは行かずとも80%以上の実力を発揮できるように、常に準備しておくことが非常に大事だと思います。
時代の移り変わりは本当に加速していてトレンドや流行りの音などもすぐに変わります。
慢心せず常にインプットと挑戦を忘れなければ強くなれると思います。
土台がしっかりしていれば何が来ても怖くない、そんなメンタルもまた大事です。笑