10万円のゆくえ(後編)

[10万円のゆくえ(前編)より続く]

10万円のうち、60,579円はパソコン周りの整備で消えた。

残り39,421円はすべてデジタルカメラ関連に使うことにした。それまで使ってきたコンデジがことごとく壊れてしまったので、買い替える必要があったのだ。4万円弱では新品1点買えばそれまでだが、中古ならデジイチを含めて、目的別に使い分けるとして3機はいけるはずだ。

1)  常時使うためのコンパクト機。高級なものではなく、ポケットに入れて使えるサイズがよい。今、あるのはIXY170という12倍ズーム機。画質はそこそこよいが、マクロや露出補正がメニュー内にあり、撮影に余分な手間がかかりすぎる。
2) もっぱら月や鳥などを撮るための1,000mm以上の高倍率ズーム機。以前使っていたフジのHS30exrは30倍ズームで、720mmまでカバーできたが、壊れて処分したので、現在はSONYとキヤノンの12倍ズーム機があるのみで432mmまでしかカバーできない。
3)    PentaxのKマウントのデジタル一眼。K100Dが壊れた後、レンズ3本が使われず死蔵しているので、古くてもよいので本体を購入する必要があった。

1)の目的で購入したのは、フジフイルムのFinepix F900exrで、Amazonの中古で8200円。美品で機能的にも問題はなかった。これで25-500mmがカバーできる。

画像3


2) の目的で購入したのは、同じくフジフイルムの50倍ズーム機SL1000。24-1200mmをカバーできる。カメラのキタムラで12,650円だった。これも美品で機能上問題なし。

画像4

3) の目的で購入したのは、PentaxのKrレンズキット。キットレンズは持っているので、本体のみ購入でよかったが、レンズキットしかなかった。Amazonで14,980円。

画像1

問題点として、ネックストラップが欠品だった。さすがに手持ちの他メーカーのストラップはつけたくない。しかしわざわざ純正のものを購入したいというこだわりもないので、一番安い汎用品をAmazonで取り寄せる。560円。これに持ち合わせのレンズ(シグマの18-200mm)をつけるとこんな感じになる。

画像2

そんなわけで、8200円+12,650円+14,980円+560円=36,390円となった。合計すると、96,969円である。残るは3031円。

カメラ3台でカバーできない領域があるので、1cmマクロが可能なリコーのCX1を買い足した。以前よりリコーのコンデジは、もっぱら花マクロ専用で購入している。RシリーズでもCXシリーズでもどれでもよかったが、Rシリーズはレンズバリアを壊しては何度も修理に出していたのを思い出して筐体のしっかりしているCXシリーズにした。28-200mmをカバーする。CX2からは28-300mmになるがその分レンズも暗くなるのでCX1で手を打った。こういう中古は運がよければやたら安い時もあるが、その頃はあまり安い出物はなく、3,350円。合計すると100,319円となるが、このていど10万円はきれいさっぱり視界から姿を消した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?