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どんなおばあちゃん、おじいちゃんになりたいか聞いてみた

ばななさんの『スナックちどり』で印象的だった、「きっちりおばあさんになるまでがんばろう」。

おばあさんの、袖口が汚いところ。歯が入れ歯で真っ白いところ。
髪の毛がばさばさなところ。ニットがやたらに毛玉だらけなところ。
私の母だって、もうじょじょにそういう感じになりつつあるのだ。
「自分たちもあのようにきっちりおばあさんになるまでがんばろう。」

スナックちどり よしもとばなな著

正直、わたしは自分がどんなおばあさんになりたいか、まったく思いつかなかったので、友達たちに聞き込みしてみました。

Moさん「ぽたぽた焼きのおばあちゃん。ほっこり優しい感じ。みんなが帰ってきたくなるようなおばあちゃん。憧れ。私には全く要素なしだが。」
→わたしも、ほっこり優しいおばあちゃん、憧れる!!が、わたしにとっても、若干、ないものねだりとも言えるかな。どうやったらそうなれるのか、一緒に考えたいところ。

ゆきこさん「70歳までは海に行けるくらい、医療費要らずな、おばあちゃん。きらびやかな生活はいらないが、やりたいことはやっていたいかも。」→なるほど!今のまま変わらずってことね。すごいなー、何か(海)にそこまで魅せられてるのは、いいね、素晴らしい。そんな生き方に憧れる今日このごろ。

ゆうこさん「私死ぬまで現役だからずっとこんな感じ!」
→はい、目に浮かびます!動いていないとだめになってしまうタイプのゆうこさん。ちなみに「死ぬまで現役」というのは、わたしの祖母も口癖だったっけ。このこころざし、真似したいところ。

ひかるさん「ずっと変わることなく、いまのままの元気でおとぼけなおばあちゃんかな〜。」
→なるほど、向上心のかたまりのような彼女は、変わることなく、つねに進化していき続ける姿が見えます。

あっこさん「角野 栄子さんみたいな、カラフルなお洋服が似合う明るいおばあちゃん。」
→こないだ会ったときに着ていた鮮やかな薄緑(ずんだ餅)色のセーターを思い出しました。すでにすごい似合ってますね。わたしはおしゃれ心ゼロなので、少し見習いたいところ。明るい色の服を着よう。

みえさん「何でもいいから適度に働いていたいな。で、適当にお茶飲んでお友達と笑って喋って。島のカワイイおばあとか結構理想。
自分なりのオシャレはしていたいかな。清潔感は持っていたい。
ペットは飼いたいな。動物1匹。犬か猫かウサギかヤギ。小鳥もいいかな。人の悪口とか噂話したりマウント取ったり愚痴っぽくてネガティブなおばあにはなりたくないなー。」
→いやーわたしも島の可愛いおばあ、理想~。憧れるけど、わたしには実現できる気がしない。あきらめなければ、なんとかできるのか?数年前に東京から島に移住して、仕事に加えてバイオリンや二胡演奏、中国語も習い始めたり、ペット飼い始めたり、とまさに新しい生活を送っている彼女。まぶしい。

みやたさん「70代ぐらいになったら、のんびり旅とかして暮らしたいけど、現実は今と変わらず仕事してそう。20代の時には50歳なんて想像も出来なかったけど、延長線にあるというか、あまり気持ちは変わらないよね。そう考えると、日々をいかに暮らしていくかが重要かな?とも思う。
つまり、『ずっとやりたかったことをやりなさい』に帰結するということか。笑」
→今回聞いた中では、唯一の「おじいちゃん」予備軍。大学の友人なので、20代で出会ってるんだけど、50歳になった今も気持ちが変わらないというのにびっくり!そうなのね、わたしはというと、今と20代と比べると、いや、30代と比べても、生活も人格もまるで別人のような気がするのに。ぜひ『ずっとやりたかったことを、やりなさい』のワーク実施してみよう!


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