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ウエストミンスター宣言

 ブラジルで昨日から、動画共有プラットフォームであり、カナダに本社を置くRUMBLE/ランブルが閲覧できなくなった。決定は、ランブル社自体から「発した」。
 事の始まりは、ブラジル最高裁が 北米に亡命を余儀なくされた同国ジャーナリスト アラン ドス サントス氏のニュース情報/評論番組、Terça Livre/テルサ リブレの番組放送をプラットフォーム上で阻止しようと同社に要請したものの、表現の自由の権利の観点から、それ自体に応えることをしないとする一方で、サービス全体をブラジルから引き揚げるとした決定に基づく。

 今年の10月、各国のジャーナリストや専門家が自由な社会と言論を議論すべくイギリスで集結し、会合が開催された都市に因んで、ウエストミンスター宣言としたものをまとめている。ジュリアン アサンジュラも参加したと伝えられている。

https://theblindspot.pt/2023/10/18/a-declaracao-de-westminster-traducao-livre/

https://static.poder360.com.br/2023/10/declaracao-de-Westminster-21-out-2023.pdf

https://brusselssignal.eu/2023/10/westminster-declaration-academics-sound-alarm-at-increasing-censorship/

 それはブラジルの現状にも触れ、「ブラジルの現在の最高裁は世界で唯一、言論の統制を敷いている"司法機関コンビナート"」であり、「政治的発言を罰している」としている。
 宣言は以下の表現をもって締めくくられている。
「情報統制ならびに検閲は、生命の尊さ自体を我々から奪い去る。表現の自由は、意義ある人生とその繁盛の糧である」。
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