ドキュメンタリーCortina de Fumaça / Smoke Screen  (The Unspoken Truth About the Amazon Forest)

急成長中のブラジルの映像製作会社Brasil Paralelo製作の同国の環境問題に関するドキュメンタリー。「アマゾン森林破壊がとどめなく進む」 という左派の主張を覆す真実を語る作品。

最近英語テロップ入りバージョンも同社のチャンネルにアップされた。Smoke Screen The Unspoken Truth About the Amazon Forest。

以下、一部をポルトガル語から訳した。

28:09
NGOはブラジルにおいては、ほぼ何の監査もなく自由に活動できてしまう。その度合いは、他のいかなる種類の組織のそれを上回る。

下院議員 Heraclito Fortes エラクリト フォルテス PFL PI ( Partido Frente Liberal / ブラジル戦線党所属 ピアウイ州)
「ルラ大統領政権は宇宙開発の予算を削るが、NGO Amigos do Plutão に750万を手向けた。
調査依頼内容は多岐にわたる。NGOの金融機関取引内容の開示、資産開示、またそれらが関わっている汚職の数々についてだ。
この下院議会での特別調査委員会を閉会するわけにはいかない。」

ニュース番組
「4度も会期が延期になった末、下院議会NGO特別調査委員回は最終報告書内容に関する院内投票が行われないまま閉会した。」

下院議員 Inácio Arruda イナシオ アフーダ PCdoB CE (ブラジル共産党所属 セアラ州)
「さほど深刻な問題は特別調査委員会でみつからず、名の上がったNGOらはすでに検察庁と連邦警察更に国家会計裁判所の調査対象となっているものばかりだ。」

下院議員 Álvaro Dias アルバロ ディアス PSDB PR (ブラジル社会民主党所属 パラナ州)
「最終報告書は政権よりのもので、何も最初から明らかにしようという意図すらない。逆に真実隠蔽が目的。」

31:35
前防衛大臣 現国家森林法訴追代行者 Aldo Rabelo アルド ハベロ
「ブラジル最高裁はNGOを庇護するとした。
なぜNGOは収益源を下院特別調査委員会が調査できなくなるよう、最高裁に依頼をかけたのか。何を隠そうとしたのか。」

「欧州に本部があるNGOがサンパウロに支部をかまえる一方で、生物学者も、植物学者も、研究者すらもそこにはいない。一方で"アマゾンの危機"とやらを世界中に売る。アマゾン保護を売り物にする。"対価を支払ってくれれば、アマゾン保全の危機を訴えるべくお手伝いをしますよ"、とでも言うかのように。そんなものであふれている。アマゾンがどこにあるかも知らない人間すらそういったNGOにはいる。」

32:05
「NGOとは第3セクター。法的に国会議員が公金を懐へ入れることのできるメカニズムだ。」

3356
「2017年にはアマゾン州の検察庁は41のNGOに何らかの問題があると指摘。公金横領、収賄罪の疑いの他に、公金受理のみを目的に設立されたNGOもいつか見受けられた。
2014ー2016年に5億4900万レアルを州の予算から受け取ったNGOの閉鎖などが命じられた。
16年間も税申告をしていない機関も見受けられた。」

35:12
2020・7・17 Isto é Dinheiro / イスト エー ディニェイロ誌面スクリーンショット
「ブラジル副大統領、世界各国のアマゾン破壊の阻止を謳う数機関の責任者らとの会合に出席。世界各国の投資機関各社から構成され、4.6兆北米ドルの資産を抱える(ブラジルのPIBの3倍)投資グループが, ブラジルに対し、その環境対策への規制欠如と森林破壊の増幅を問いただす書面を提示。
威嚇染みた内容の書面をもって、欧州と日本に拠点を構える34カ国の金融機関によ
って構成されるその投資機関は、投資続行の条件として、ブラジル政府の立場開示を求めた。」

34カ国の金融機関からなるグループを主導するのはノルウエー。

研究者であるフェへイラはアマゾン ファンドの数々の違法行為に関する調査を行うべく、e民事訴訟を起こした。
「アマゾンファンドは一切、環境保全と関係ない。
前大統領ルイス イナシオ ダ シルバ (ルラ)が批准した法令によって設立されたファンド会社だ。唯一法令によって設立されたファンド。
論理上は、ノルウエーがブラジルに寄贈した金額で、ブラジルがアマゾン一帯の環境保全を行う、という主旨だ。」
「ノルウエーがブラジルに送金した金額は10億ドル。」
「アマゾンファンドから経営金が降りているブラジルの数々のNGOは、常に森林破壊が進んだとする報告書を刷新し続けている。」
「NGO一機関だけで, 森林破壊阻止を名目に5000万レアルをファンドから調達することができるのに、ベレン市やマナウス市などのアマゾン一帯の地方自治体は一文たりとも
調達できない。」
「環境大臣(訳注 当時はサレス大臣)が今週アマゾン保全には10億ドルかかると発言したが、アマゾンファンドには手付かずの20億ドルが眠っている。」
「それをブラジルが使えないのは、アマゾンファンドに対してブラジルが主権を有していないから。ブラジル史上国家の最大の恥だ。外国政府がブラジルの開発銀行に口座を開設し、ブラジルにその金額に手をつけることが許されないなどいうことは、あってしかるべく事態だ。国家主権に対する叛逆だ。したがって、このファンドに使徒目的にまさにないものが
環境保全だ。」

42:40
ドイツ、フランス、イタリア、英国、オランダ、ノルウエー、デンマークが
「ブラジル政府による森林破壊」を非難する開示文書を同政府へ提出している。
大手販売企業グループや活動家さらには欧州議会までがブラジル製品のボイコットを促し、小売店の販売棚からそれらを除外すべく主張を繰り返してきている。」

アリソン パオロネリ氏( 1974-1979年 軍政期ガイゼル大統領期の農業大臣)
「フランスの大統領がなぜブラジルがアマゾン保全に集中すべきだなどと口出しをするのか。ブラジルのセラード地帯で生産さている大豆年間万トンをあてにしている身で。」

4557
ブラジルはWWF ARPA アマゾン地域保護プログラムの創立によって、特に、環境保全対象大国と課した。
プロジェクトの目的はアマゾン全体の15%、イタリア2国分の保全。
国連は地球全土の30%を2030年までに環境保全地区とするとしている。
ブラジル全土の30%はすでに保全地域に変更されている。
それは、ブラジル政府がすでに南マットグロッソ州の面積同等分の自国面積に対して主権を有していないということを意味する。###

ポルトガル語オンリーバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=hPTlsV2lmBw&t=2630s

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