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韓国に焦がれ恋した話。

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初韓国で一人旅。pm2.5は息苦しい白昼夜。 出会った人たちの温かさに一目惚れした話
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韓国に焦がれて旅して。3

朝。 IUをかけて朝シャワーを浴びる。前まで一人暮らしをするとなったら風呂がなければムリ!!!!だったけど、旅することでなくても生きていけるのに気づいた。 銭湯とサウナが家/職場周辺にあれば良いかな。 二人部屋は結局一人で使うことができた。ドライヤーで髪の毛を乾かし終え、荷物を持ってまだ薄暗い建物をあとにした。 地下鉄で2駅、まず美術館に向かう。地下駅を出ると外は明るく、しかしミセモンジで灰色の空気が広がっていた。 時間つぶしに入ったカフェから美術館までの道に慰安婦像が

韓国に焦がれて旅して。2

鐘路三街から少し離れた場所に広蔵市場はある。ここがkaoruさんが言ってた広蔵市場か。  旅に行くとき、よく調べることはないけど最低限知ることは大事だ。 あ、水忘れた。(辛いものも出るので水を持ってくのがベターらしい) ヒッチの後遺症で足がいまだに痛む。 私は市場が好きだ。小さい頃から生まれが函館だったり、父の鮨職人という職業柄市場へ出向くことが多かった。あの海鮮や食べ物の独特な匂いと、賑やかで緩い雰囲気が好きだ。 台湾でも好きすぎて朝、友人が寝ている部屋を抜け出し

韓国に焦がれて旅をして。1

幼い頃から私は叔母や母の影響で韓流ドラマやK-POPを観たり、行きつけの韓国料理屋でチヂミを食べたりしていた私にとって韓国は最も行きたい国の一つだった。 歳をとって、社会的問題で軋轢が日韓で生じている事、それとは別に日韓合成のアイドルグループが人気な事、そして自分のように韓国に対して好意を抱いている人ばかりでないという事を知った。 仲がいいのか悪いのかよくわからないし、嫌っている人がいるのは何で何だろ?本当にそうなん? 漠然としたモヤモヤに駆られていた僕はチケット購入ボ