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パチンコ・パチスロにキャッシュレス?誰のため?何のため?

どうも、みことのは です。
タイトル画像から何だかいやらしい【ドヤ】画像で申し訳ないです。自慢とかするつもりもなく、むしろ自分にとっては恥ずかしい過去なのですが、昔は少しパチンコ・パチスロをしていました。そのなかで一度だけ経験した、いわゆる【万枚】というやつです。もちろんもう何年も前にやめてます。

興味のない方にとっては全く意味のわからない言葉でしょうし、そもそも最終的にはお店が儲かってユーザーは負ける仕組みのギャンブルにおいて、針の穴を1日中連続で通し続ける運を駆使して勝てる【万枚】。

毎日勝ち続けることができれば良いんでしょうが、まぁ難しく、しかもあぶく銭。その金額をはした金だとは思いませんが、所詮遊んだ結果、運で掴んだお金です。真剣に起業した事業や堅実な投資に比べれば、ただの泡です。

そんなパチンコ・パチスロ業界が、キャッシュレスを進めようとしているらしいです。『時代の波に乗り遅れるから』だとか?

いやいや、危ういなぁ。いろんな意味で危ういと思いました。

1、パチンコ業界が儲ける仕組みを簡単に。


パチンコ屋さんは基本的に【お金を使って台で遊んでもらって、お客様側が負けたお金(利益)で】ご飯を食べています。もちろん、パチンコ屋さんだけがお金を儲けているわけではなく、この世の営利企業の事業は慈善事業ではありませんので、全て一緒です。CMイメージの良い企業も金を稼ぎます。我々の身体のことを考えてくれているように見える保険会社も。自分たちが生きていくために。

話が少しそれましたが、パチンコ屋さんの流れは、簡単に言うと以下の通り。(数字はイメージです。実際の詳細は知りません。)

・新台に入れ替えてアピール、営業する。
・それらを目当てに集客し、客側はお金を入れてギャンブルを楽しむ。
・例えば新台を10台導入したとして、それが1台50万円だったとして、合計500万円。投資をしたら、その分回収して設けないと利益にならないので、最低でも500万円以上は稼がないといけません。

ざっくり簡単な説明ですが、どこの企業も一緒【お金をかけたら、それ以上は稼ごうとするし回収】します。

2、キャッシュレス化は危うい① 回収フラグが立ってます。


前段を踏まえて、その①。投資をすればそれ以上に回収します。

どんな投資になるのかかはわかりませんが、今までパチンコ台の隣に設置していた【お札を入れる機械】に変わって、【キャッシュレスでパチンコが遊べるシステム】を導入しないといけません。しかも全台。

いつもみたいに、新台入替で何台かぶんの投資を回収するのではありません。以前、出玉をドル箱に移さなくても良い【各台計数機】が全台導入されたのと似ていますが、各台計数機は【ドル箱を運ぶ人件費】を軽減してくれました。ですが今回は、キャッシュレスにしても軽減されるのは閉店後の業務くらいだと思いますので、たぶんもっと厳しい投資回収になるでしょうね。

3、キャッシュレス化は危うい② お金を使う意識が軽くなります。


そもそもパチンコというギャンブルは、1000円札、10000円札を投入する事に罪悪感を感じ、一喜一憂しながら入れたり思い留まったりしてるんです。そのヒリヒリ感を楽しんでいる人もいるくらい。

財布の中と相談しながら、時にはATMに走る人もいるかも知れません。【もう少しやってみようか、それともやめようか】と考えながら。

その葛藤と遊戯の狭間で、手持ちの現金を使い過ぎてしまう人もたくさんいます。身を滅ぼす人もいるでしょう。

だからパチンコ屋さんの店内には張り紙があります。
【パチンコは、適度に楽しむ遊びです】と。

ですが、キャッシュレスになると【目の前のお金が見えなく】なります。
【手持ちにお金がなくても】ギャンブルで遊べるようになります。

【支払いは来月以降】。
これがギャンブルに導入される事が一番怖い!

まだまだ先の話でしょうし、詳細はわかりませんが、ギャンブルにキャッシュレスが導入されると、【投資回収で勝てない確率が上がり、現金が見えなくなる事で身を滅ぼす確率が上がる】と思いました。

以上、あくまで私の私見ですが、誰かのご参考にでもなれば幸いです。

では、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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