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何なら私が白馬に乗ります。

周りの大人たちが「早く結婚しなさい」と「早く彼氏を作りなさい」をいろんなバリエーションで伝えてくるの、面白い。


「山ガールになれ!山ガールになって、山男と出会って恋に落ちて結婚しろ!次のボーナス全部使って山グッズを揃えろ!」


「総合病院の若い医師の前で派手にコケて『この中にお医者様はいませんか?!』と叫べ!」


「もう、婚活はいいから妊活しろ!」


「NOW ON SALEの札を掲げろ!」


「若い男子の社交の場に行き、『初めまして。結婚しましょう。』のスピードでモノにしろ!」


「盛れ!」


みなさん、私のこと好きなのか嫌いなのか分からないけど、多分好きだよね?

ね?

どれも面白すぎて爆笑してる。


高校生の時、文集に書いた人生設計では、すでに二児の母のはずなのだけど、夫すらいないので、人生は予定通りに行かないなー。と思う。

親からの圧力もすごくて、

「おはよう。彼氏まだできないの?」

「行ってらっしゃい。結婚してらっしゃい。」

くらいの勢いでぎゅうぎゅうされる(白目)

私はマイペース過ぎるので、母などは多分イライラしている。

私だって誰かの特別な人になって、幸せな時も病める時も愛し抜くと誓いたいわ!

と心の底から3日に1回くらいは思う。

うぁああああ愛されたい!

と、3日に1回くらいはふとんの上でゴロゴロと5往復くらい転がっている。


ふと我に帰ると、世の中の夫婦全員

マジ、スゲエ

と思えてくる。

すれ違う親子連れやカップル全員尊敬の眼差しで見つめてしまう。

自分の親ですらすごいと思う。

みんなどうやって大切な人を見つけたんだろう。

私の王子様はどこにいるんだろう。

道草食い過ぎでしょう?

道草食い過ぎてお腹ピーピーになってない?


右手に百草丸、 左手にビオフェルミンを握りしめ、リュックには経口補水液のペットボトルをぎゅうぎゅう詰めて、白馬に乗って助けに行きたい。

待ってて!王子様!

#エッセイ #日記 #王子様 #白馬 #婚活