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飲みニケーションとタバコミュニケーションに代わる何か

私はお酒が弱く、タバコも吸わない。

お酒を飲む場は色んな人の意外な一面を知ることができたり、みんな明るくて陽気で楽しいので嫌いではない。
嫌いではないが、「よーし!お酒飲みに行こう!」と自発的にはそういう場に行かない。
「よーし!」と思うのはお肉を食べに行く時くらい。

一方、タバコは煙も匂いも無理なので喫煙室に入ることはほとんどない。

ほとんどないのだけれど、喫煙室って、色んな世代の色んな立場の喫煙者が一つの狭い部屋に集まるのが面白いと思う。

「顔知ってる」レベルだと話しかけたり話しかけられたりするらしい。

そこで新たな繋がりができたり、情報交換ができたりするらしく、そういう点では「うらやましいなぁ、いいなぁ。」と思う。

「非喫煙者でかつ、お酒が弱い人はどこで繋がりを作ったらいいのか。」

と5年くらい前から考え続けている。

一つ思いついたのが、「同じ釜の飯ップ」だ。

「同じ釜の飯を食べた仲」という言葉がある通り、同じ釜のご飯を食べると心の距離が縮まるんじゃないか、と思う。

会社の隔階フロア(各階ではなく隔階)「釜の飯部屋」があって、お昼休みや仕事終わりにお茶碗と、お箸と、自分が「合う!」と思うごはんのお供を持ってそこに集まるのだ。

「おっ!今日のお米は『亀の尾』じゃん!?すごーい!よく手に入ったね!」

「今日はバーミキュラで炊いてみました」

「おっ!そのふき味噌すごくご飯に合う!」

「いかなごのくぎ煮手作りなの?!美味しい!箸が止まらない!」

そんな会話をして、余ったご飯はおにぎりにして持ち帰る。

すごくいいと思うのだけど、どうでしょう?

でも、一つ欠点があって、ご飯に感動している時はご飯以外のことは話題にできないから、心の距離は縮まっても、会話の幅は広がらないんだよなぁ。

まあ、でも、「同じ釜の飯ップ」次へのステップにつながる「つなぎ」として、人と人とをつなぐことになったりしないかな。

なんてことを日曜の朝、パンをかじりながら考えていた。

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