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逆転就活戦略 ~はじめに~

最初に、この就活対策Noteを書くに至った理由と使い方について書いておこうと思います。半分は僕の就活体験記でもあるので、興味のある方はそこだけ読んでいただいてもかまいません。

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はじめに
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Noteを書くに至ったワケと僕の就活体験

まず、僕は受験で失敗しとあるFランク大学から3年次編入を利用して都内の中堅私立大学に入学しています。

そのため普通とは少し変わっていた学生生活を送っていたと思います。

まず編入前の大学では100近く単位を取っていたのですが、編入後の大学は所属する学部が異なるため、60近くの単位は認定されませんでした。そのため卒業までの2年間で100近くの単位を取る必要があり、平日はフル、土曜日も大学に通っていました。

そんな状況、かつ知り合いもほとんどいないのでサークルには所属せず、アルバイトも日雇いの簡単なものしかしていませんでした。

そんな学生でも時期が来れば就活を始めることになりますが、僕はサークル活動もバイトもしていないので、バイト先やサークルの先輩をきっかけにOB訪問を行うどころか先輩から就活のアドバイスを受けることもできません。まさに”ツテもコネも無い”状態でした。

それまでは好景気でひとつ上の先輩は大手企業に複数内定を獲得していて、まあ何とかなるだろうと暢気に構えていたのですが、ちょうど僕が就活を始めた時期にリーマンショックが発生。

就活市場は完全に冷え込み、どの企業も採用を極端に絞り、場合によっては採用中止と言う企業もありました。

とりあえずエントリーしていた企業から、リーマンショック後に新卒採用中止のメールが次々と飛び込んできたことは今も覚えています。


ただ、幸いなことに僕は就活では殆ど苦労しませんでした。50社ほどエントリーし、第一志望は就活において最難関業界のひとつとされる外資系コンサル業界のある企業でした。

大学でできた数少ない友人からは無謀と思われていたようですが、必死に戦略を練り、無事に第一志望のコンサルティングファーム内定を獲得しました。

また、おなじ戦略を使って他の企業にも志望しましたが、9割以上先行プロセスの途中で脱落することは無く、外資系コンサルファーム以外にも大手企業から複数内定を獲得することができました
いただいた企業はどの企業も魅力的だったのですが、最終的に初心一貫で第一志望のコンサルファームの内定を受諾し新卒で入社しました。


 目を見張るような経験も縦の繋がりも無い僕が就活をスムーズに終えることが出来たのは、企業がESや面接といった選考プロセスのそれぞれで何を評価するのかを分析し、分析結果を元に対策を立て、準備をしてきたからだと思っています。

同じ戦略で就活を戦った友達も、皆第一志望ないし第二志望の企業に就職することができていました。


その後しばらくして、卒業前に母校から連絡が入ります。

僕のいた大学からは外資系コンサルファームの内定者が出ることは珍しかった為、これから就活を向かえる新三年生との懇親会に出席して就活について話してくれないか、という相談でした。

快く返事をし、そこで話を聞いてくれた何人かの学生に僕の就活経験で培った戦略をもとに彼らの就活をサポートし、また無事に第一志望に内定を得るという経験をしました

卒業後も定期的に大学に呼ばれ、そこで出会った学生やかつて一緒に就活を戦った友人の紹介で、毎年年始から春先までは学生と就活対策を行うということが何年か続きました。

僕が就活をしていた頃よりも景気も上向き、多くの学生が希望した企業に内定を獲得していく姿を見送り、その度にやりがいを感じていました。

そして、毎年学生からのフィードバックもあり洗練されたものになっていくと同時に、元々僕が自分の就活で行っていた対策が有効であるのだと自分のメソッドに自信を持つようになりました。

一方、僕個人として昇進して立場が変わり、比例して仕事が忙しくなり、これまでのように個別に頼ってくれる学生に対して十分にフォローすることが難しくなってきました

折角ここまで育てた就活のメソッドを閉じられたままにしておくことも惜しいと思い、いっそ形にしようと思い立ったことが、このnoteを作るに至った背景になります。


このNoteマガジンの使い方

 本noteは所謂就活のハウツーに分類されると思いますが、他のハウツー本と同様にここに書かれていることは内定を保障するわけではありません。当然のことと思いますがご留意ください。

また、ESで何を書くのか、面接で何を言うのかを具体的に挙げることだけでなく、ES提出から始まる就活の各ステップにおいてどのような点が評価のポイントとなり、どのような準備を行い、実際どのような点に注意することで評価のポイントを満たすことが出来るのか、について細かく語っています。

そのため紙に書く等、手を動かすことを前提としたメソッドが多くなっています。


著者である手前、なるべく実践すること!と言いたいですが、就活は忙しく十分に時間が取れないということも多いと思います。

そのため、特に忙しくなる面接やグループディスカッションなど採用プロセスの後半に関連するメソッドについては、なるべく手を動かすような方法は紹介しないよう留意しました。

一方、就活初期の自己分析からES提出までの部分は、比較的時間も調整ができ、また初期に紙面等形に残るもので整理することで後の就活での振り返りにも利用できる為、ややワークが多くなっています。

また、各章の順番は図のようなスケジュールで就活を行う前提で構成しています。面接解禁日を0月として±したスケジュールとしていますが、あくまで例なので参考程度にしてください。

各スケジュール単体で読んでも役に立つ自信がありますが、基本的に前のプロセスを完了している前提で書かれているため、一部単独では成立せず前のプロセスで実施した内容を部分もある(例えば、自己分析の結果を元にしてESの項目を構成するなど)。

そちらについては、実際に読み進める中で適時参照していただければと思います。

それでは、以降これまでのノウハウをすべて注ぎこんだ記事を紹介していきます。

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