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野いちご

野いちご 赤い実だよ
木陰で見つけたよ
誰も知らないのに
小鳥が見てた

この歌を知っている人は、数少ないかも知れませんね。

実は私も知らなかったのですが、フィンランドの童謡なんだそうです。
この日本語の歌詞は、阪田 寛夫 さんという方が作ったそうです。

子供の頃、農家の親戚の家に行った時、山に野いちご摘みに出かけ、食べていました。

先日父が散歩途中に取ってきて、コップに刺していたので、ふとこの歌と共に、昔から野いちごを取りながら、この歌を歌っていたことを思い出しました。

昔は、ところどころで見られた野いちごも、今は滅多に見かけません。
父も、年々見かけなくなってきたと言っていました。
同様に、木イチゴや桑の実なども、すっかり見かけなくなりました。

父が野いちごを摘んできた土手も、2年ほど前から一部がコンクリートに固められ、野生の植物や、美しい風景が失われてしまいました。

そのあたりは、アシタバやフキも自生していて、毎年の取りに行っていたので、すごく残念でした。

災害を防止するということなら、人命には変えられませんので、しかたないと思います。
でも、土手の有効利用なんて言って、広場的なものを作るようなのですが、自然の美しい風景を眺めながら、桜の木陰をランニングやウォーキングができる場所なので、それだけでよかったのに…なんて思いました。

自然は簡単に壊すことができるけど、簡単に戻すことはできない。
まだまだ、ちょっと歩くと自然の景色が残っているこの辺り。
これ以上、失いたくないな。
と思います。

今日は激しい雨です。
川の水もすでに結構増えています。
まだまだ台風シーズンでもないし、梅雨もこれから。
なのにもう、こんな心配…

備えあれば憂いなし。
縁の下に水が入らないように、板をはめてきました。
防水柵は、作成途中で間に合わず。
(先週の日曜日、仕上げる予定だったのに❗️)

どうか水の災害になりませんように…

皆様お気をつけて、お過ごしください。

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