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不思議なビャクシンの森の神池(大瀬神社と神池2)

前回の記事の続きです。

前回の記事はこちら⤵︎

引手力命神社から、岬の先の方に進むと、まず目に飛び込んできたのは、サムネ画像の景色。

池沿いを歩けるようになっていて、まるで山の中にハイキングに来たような気持ちで池を眺めました。

普通の池に見えますよね。
しかしこの池、伊豆七不思議の一つと言われている。

どうして七不思議か?

まず、この池がどこにあるかというと・・・

こんなことになってるわけです。
岬の先っぽの真ん中
周りは海ですよ!

ダイビング施設のところに貼ってあった案内板では、こんな感じ

この池が、神池と言われる所以は

つまり、こんなふうに海に突き出た小さな岬にある池なのに、山奥の池ように、自然の淡水池で、淡水魚が多数生息しているという。
また、池の明神を祀り信仰されていて、この池に入って魚を取ってはいけないと言われている。実際にとって魚をとった人が精神喪失や不慮の危難にあったという実例があるという。

ということらしい。

これ、航空写真で見たら、ここがどんなに神秘的かわかりますが、著作権などもあり、勝手に載せられないので、もし興味がある方は、
大瀬崎神池で、画像検索してみてください。

さて、そんな池の周りは、ビャクシンの古木がいっぱい‼️

御神木の看板がありました。

ここに、ご神木と書いてあるけれど、この辺りにある130本あまりのビャクシン、全てがご神木のようです。

ちなみにこの木、横から見るとまたすごいです!

どんだけ複雑に絡まってるんだ!
まるでたくさんの龍が絡み合ってるみたいです。

とにかく、見事な大木がたくさん!

こんな看板もありました。

大瀬崎のビャクシンは有名で、
江戸時代書かれた伊豆日記(歌舞伎・浄瑠璃の外題)や、豆州志稿(寛政年間に、現在の三島市安久生まれの秋山富南によって編さんされた地歴書)などにも記されているとのこと。

こんなふうに、二股に分かれている木も多い。すごいなあ…

さて、ご神木の看板があるあたりから、海の方に、大瀬崎の灯台がありました。

ここから、正面の富士山方面の海を眺めます。

この時間も富士山は見えません。
ボートの左上になだからな稜線が見えるのが、富士の裾野です。

大瀬崎灯台

灯台の周りを少し散歩。
この辺も石がゴロゴロ

溶岩が丸くなったような石もたくさんあります。
富士山から噴火したものなんだろうな…

駿河湾の方向に、だいぶ降りてきた太陽。
先に見えるのは静岡方面でしょうか…

再び池の周りに戻って、池を一回り

右手は池
左手は内海です

こちらは内海

これがどんなに不思議な感じか…
動画ならわかりやすいかしら?

池を見てから、ぐるっと回って反対側を見たら海…

なんとも不思議で神秘的な場所。

海に囲まれ、ビャクシンの古木に囲まれた、緑の淡水池。
やっぱりここは、パワースポットのように感じました。

そうですよね?亀さん

ここは、神域じゃぞ  byカメ

こうして、
神社は別に興味はないと言っていた娘も、結構楽しめたようで、来てよかったと言ってくれたのでよかったです。

最後にこれは神社の敷地外のビャクシンでしたが、丸い石を抱え込んでいて、これまたすごいと思いました。

今回御朱印もらえなかったのだけが心残り

もしかして、入り口の鳥居付近にあった綺麗目の建物。
あの入り口を探して入って行ったら、ご朱印もらえたのでは⁈

そう今になって気づいて、ちょっとがっくりした私でした。

でも、記憶の中に、そしてこの記事の中にちゃんと残っているからよしとしましょう。

あとは夕日と共にひたすら帰路。
久しぶりにたくさん運転し、しかも慣れない道で、さすがにヘトヘトになりました。

最後に、ほんのちょっとだけ見えた富士山の頭

どうかこれで、お許しください😅

でも、青い空と海を満喫して、山のいい空気を吸って、引手力命神社やビャクシン、神池のパワーをもらって、最高の1日でした。

皆様にも、パワーお裾分けできたかしら…?

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