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私の思い出の一曲 幼少期

子供の頃から、歌が大好きだった私。
そんな私が最初に出会った歌謡曲な何だっただろう…

昔は同じ曲が今より長く歌われていた気がするし、もしかしたらその後も何度か見るうちに覚えたから、タイムリーではなかったかもしれない。

そんな中、好きでよく歌っていたのはアグネスチャンだ。

っかの上 ひーなぎしーの はーなで〜♪と、アグネスちゃんの真似をして歌っていました。

「ひなげしの花」

丘の上 ひなげしの花で
うらなうのあの人の心
今日もひとり
来る来ない 帰らない帰る
あの人はいないのよ 遠い
街に行ったの
愛の想いは 胸にあふれそうよ
愛のなみだは 今日もこぼれそうよ
「ひなげしの花」アグネス・チャン 1972年

そしてよく歌っていた、山本リンダの「どうにも止まらない」も、なんと同じ1972年の歌でした。1973年の「狙いうち」や、「こまっちゃうな、デートに誘われて〜♪」って曲もよく歌ってました。
しかしこの「こまっちゃうナ」は、私がタイムリーには知るはずもない1966年の曲でした。

ちびまる子ちゃんが、
「うらら〜うらら〜うらうらで〜
うらら〜うらら〜うらうらよ〜」
と山本リンダの「狙いうち」をよく歌っていましたが、私もちびまる子ちゃんより少し年下とはいえ同世代。
言葉も似ているので、
まさにそれ!
って感じで、ちびまる子ちゃんのお話は、ものすごく懐かしく感じます。

いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」や、小柳るみ子の「私の城下町」、水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」浅田美代子の「赤い風船」なんてのも、歌ってましたね。

みなさん、どれくらい知っているでしょうか…

坂本九さんの、「上を向いて歩こう」とか、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」とか、加山雄三の「君といつまでも」とか、都はるみの「好きになった人」とか、もっと大きくなって覚えた歌だけど、実は私が生まれる前とかまだ赤ちゃんの頃の歌だったんですね〜

しかし、私にとってなんと言ってもいちばんの思い出の曲は、アグネス・チャンの、
「ポケットいっぱいの秘密」(1974年)です。

ひみつ
ないしょにしてね 指きりしましょ
誰にも いわないでね
ひみつ
ちいちゃな胸の ポケットのなか
こぼれちゃいそうなの

あなた 片目あけ 笑いだしちゃうの
ずるい 眠ったふり
わたしこまっちゃったな
「ポケットいっぱいの秘密」アグネス・チャン 1974年

まあ、なんで可愛い歌詞なんでしょう。
アグネスが歌うとさらに可愛かった。

たしかこの歌、手遊び歌になっていたと思います。
アルプス一万尺みたいに、誰かとと2人で向かい合って手を重ねたり、打ったりするやつです。

ひ~み~つ~   で、両手を繋いでせっせっせのよいよいよいって感じ。
内緒にしてね   で、お互いの右手どうし、左手どうしをまわしながら交互に重ね、「ね」の後に、左手を上で重ねたまま、右手どうしでパンパンと手を打ちます。
同じように、
指切りしましょ で繰り返してから・・・
その後よく覚えていませんが、両手を打って、右手どうしを打って、両手打って、左手どうしを打って、なんて感じで続いていったような気がします。

それが、一部の地域でやってたことなのか、全国的にやっていたことかはわかりません。

でも実は、これ以外に思い出があります。

まもなく結婚する予定だった叔父に、どんな人と結婚するの?
と聞いたとき、叔父がこの歌の替え歌で教えてくれたんです。

「ひ~み~つ~
ないしょにしてね 指きりしましょ
誰にも いわないでね (繰り返し)
〇〇〇〇ちゃんのお嫁さんは、
目がここにあって (と、両耳の上を指さす)
鼻がここにあって (と、頭のてっぺんを指さす)
口がここなんだよ♪」(と、顎を指さした)

ええ~うっそだあ・・・
と言いつつ、なかなかの衝撃だった幼い姉と私。
お嫁さんに会うのが怖くなった姉妹でした。

(ちなみに〇〇〇〇ちゃんとは、当時の叔父さんの呼び方ですが、ちゃんづけのちゃんではなく、「〇〇〇おじちゃん」がうまくいえずに、短縮されて〇〇〇〇ちゃんになっていました。)

その後、普通の人間だったことがわかり(当たり前だ!)安心した私たちですが、叔母にはいまだに、叔父がそんなことを言っていたとは言えません。

それにしても、少し前にテレビでアグネス・チャンさんを見ましたが、変わらないですね。
いつまでも美しくて可愛くて、若々しい。

今この歌を歌っても、全然いけそうです。
歌ってほしいなあ…

みなさんが最初に覚えた歌謡曲は何ですか?

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