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駅の改札で

ICカードで、次から次にピッ ピッと通り抜けていく朝の改札口。
ほとんど切符の人はいない。
スムーズに流れそうでいて、時々
ビビッ だったか、ブッ だったか忘れたけど、ゲートが閉まり、止められる人がいる。

そうすると、まるで蜘蛛の子を散らすように、そこからふわぁ〜と隣の改札に人が流れる。
瞬時に判断しないと、人とぶつかったり、改札手前で立ち止まることになる。

さて、今日も誰かが、ビビビ と止められました。
思わずその人の手元を見たら

なんとその方

ポケットティッシュを読み取り部分にかざしていたのです。
思わず吹き出しそうになるのを、必死で堪えた。
(マスクしてて良かった)

私はその間に、隣の改札を抜けてしまったので、その後はわかりませんが、その方、ちゃんとICカードかざせたかしら?

私も何度か止められたことがあります。
おそらく1秒停止できなかったとか、読み取り部分に水平になってなかったか何かで、読み取れなかった場合。

おっと!
と言って、戻ってもう一度かざせばいいのですが、困るのは、通り抜けてしまった場合。

もう戻れない。
戻ろうとして、反対側の読み取り部分にピッとやると、
「入っていないのに出る」
とみなされて、再びビビっとゲートが閉まる。

こんな時どうしたら…?

私は、時間がなくてそのまま行ってしまって、出口で説明したり、
また別の時は、人がいる改札まで行って、一旦出してもらってから入り直したりしました。

気をつけて、ちゃんと1秒
とか思うのだけど、慌てている時やりがちです。

時々止められる人たちも、みんなそんな感じかな?
と思っているのですが、今朝の光景を見て、もしかしたら、社員証や他のカードをピッとやって止められてる人もいるかもしれないなんて思えてきた。

まあ、私も人のことは言えない。

帰宅時、家の玄関前でなぜか、電車のICカードをもう一度出して握りしめていたり

カードでピッと開けるドアの前で、倉庫の鍵を持って、鍵をさそうとしていたり

マウスを握って動かしても、マウスポイントが動かないと思ったら、携帯握って動かしていたり‥

そんなことも笑いに変えて、楽しんじゃえばいいと思ってます😄

さて、改札といえば、子供の頃改札には駅員さんがいて、切符一枚一枚に、パチンって小さい四角い切り目を入れてました。

中にはプロ級の人がいて、驚く速さで次から次に、切符を切って行きます。
そりゃもう、今のICカードで通るのと同じくらいの速さです。

その人は切符を切ってても切ってなくても、ずっとパチパチパチパチと、ハサミのようなものをカチカチと動かしてました。
あまりの技に見惚れてしまったほどです。

毎朝会っているうちに、顔見知りになって挨拶したり、ちょっと人がいない時に話しかけたりしたこともありました。
その後駅員さんが立っていない改札を抜けるのが、一時期とても寂しく思いました。

久しぶりに、ふとそんなことを思い出しました。
懐かしいなあ…

駅の改札も
一部のお店のレジでも
人がいなくなりました。

便利にはなったけど、ちょっと聞きたい時に、人がいないと困ることもあります。

便利になった世の中だけど、人がいない場所にちょっと寂しさも感じます。

駅って、色んな思い出があります。
竹内マリアさんの「駅」って歌も好きでした。

いつか又、駅のお話かけたらいいな。

皆さんも駅の思い出、ありますか?


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